独断と偏見。
メロスピ系を中心にヘヴィメタル、V系等のCDのレビューを更新していくブログです。
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Theocracy / Mirror of Souls
Theocracy / Mirror of Souls

Theocracy / Mirror of Souls

01.A Tower Of Ashes
02.On Eagles' Wings
03.Laying The Demon To Rest
04.Bethlehem
05.Absolution Day
06.The Writing In The Sand
07.Martyr
08.Mirror Of Souls
09.Wages of Sin

評価:★★★★

アメリカのメロディックパワーメタルバンドの2008年発表の2ndアルバムです。

前作は打ち込みのドラムにVo,Gt,Ba,Keyの全てのパートをMatt Smithがこなすソロプロジェクトでしたが、本作ではJonathan Hinds(Gt)、Shawn Benson(Dr)をメンバーに迎え3人組のバンド編成となりました。

その前作では非常に光るセンスを感じさせられる一方で、ショボイ打ち込みのドラム、低域になると途端に不安定になるヴォーカル、チープなプロダクションといった欠点の目立つアルバムでしたが、本作では叙情的なメロディーと長尺でも退屈させない展開はそのままに前作の欠点を見事にクリアした力作となりました。
#1、#2、#5といった疾走曲は勿論、バラードの#4(終盤のコーラスがEDGUY/Land Of The Miracleにそっくりw)、ミドルテンポの#6、22分にも及ぶ圧巻の大作#8といった全ての曲でフックの効いたメロディーを聴かせており日本盤の9曲71分あまりが長さを感じることなく楽しめます。

ただちょっと綺麗にまとまりすぎな気もするかな~。
ってこんなこと言ってたら罰が当たるなw
Nocturne Moonrise / Into the Romaunt
Nocturne Moonrise / Into the Romaunt

Nocturne Moonrise / Into the Romaunt

01. Into The Romaunt
02. Alchemy
03. Heroic
04. Liberty
05. Gate Of Expectancy
06. Tears From...
07. Faded Memory
08. Guardians Of The Fate

評価:★★★★

台湾産の女性鍵盤奏者を含む5人組シンフォニックパワーメタルバンドの2012年発表の1stアルバムです。

クサメタラーの間では結構話題になっているのかな?僕は2chのメロスピスレなどで初期GalneryusやMinstreliXを引き合いに紹介されていたのを見て購入しました。
確かにネオクラシカルでロマンチックな世界観や、歌謡曲にも通じるような日本人好みの強烈な臭メロはGalneryus~MinstreliXの系譜にあるものだと感じます。
特にGalneryusからは直接的に影響を受けているようで、#3なんかは曲全体を通してPoint of No Returnを聴いているような気がしてきますし、#6のイントロは一瞬Silent Revelationのカヴァーかと思います。
SEの#1を除けば7分~9分台の曲がずらりと並んでいますが、どの曲も無理のない曲構成となっており、自然なアレンジをした結果この長さになったという印象で、特に退屈に感じたりだれたりする事はありません。

ただ、いかんせん現時点ではやりたいことに演奏力とプロダクションが追いついていない印象です。
特にAlexx(Vo)の歌唱は線が細く、一本調子で表現力にも著しく欠けます。
またhiro(Gt)のプレイもB級メタル基準で見れば決して下手ではないものの、速く弾いたときのピッキングの粗が気になってしまいギターソロで毎回悶絶できそうでできない歯がゆい気分を味わうことになってしまいます。
また、リズム的に凝ったアレンジも多く見られるのですが、これも各楽器の縦のリズムがピタッと合わないのでイマイチ気持ちよくないんですよね。

この手のバンドとしては珍しくメインコンポーザーはギタリストではなく紅一点のMei-Ying Chen(Key,Vo)で、彼女はシンセの音色に安っぽさは感じるものの、全体的にKeyアレンジ、演奏ともに魅力的なものを聴かせてくれています。

B級であることは間違いないんで星4つは甘すぎるような気もするんですが、やろうとしている音楽の方向性があまりにもツボ過ぎるので次作への期待もこめてオマケしておきますw
DELUHI / Orion once again
DELUHI / Orion once again

DELUHI / Orion once again

01. Orion once again
02. NO SALVATION

評価:★★★

Leda(Gt)率いるV系メタルバンドの2008年発表の1stシングルです。
僕が持っているのは2曲入りの1stプレスですが、現在入手可能なのは"Freedom -09 remix-"を追加した3曲入りの2ndプレスなのでリンクはそちら。

#1はデスヴォイスでシャウトしまくりなアグレッシヴなAメロから一転してBメロ以降V系らしい切ないメロディーを聴かせるミドルチューンです。少しヴォーカルの弱さが気になりますが、このバンドの代表曲といっていいでしょう。
#2はダークなスローチューン。AメロのJuri(Vo)の歌い方は中々に表現力があって頑張っている感じです。

前作のミニアルバムに比べるとかなりオリジナリティーが確立されてきており、2曲ともLeda(Gt)の素晴らしいプレイを楽しむことができます。
ただ、2曲ともテンポが速くないので突進力のあるSujk(Dr)のドラムの魅力が十分に出ているとは言いがたいのが残念です。
Theocracy / Theocracy
Theocracy / Theocracy

Theocracy / Theocracy

01. Prelude
02. Ichthus
03. The Serpent's Kiss
04. Mountain
05. Theocracy
06. The Healing Hand
07. Sinner
08. New Jerusalem
09. The Victory Dance
10. Twist of Fate

評価:★★★☆

アメリカのメロディックパワーメタルプロジェクトの2003年発表の1stアルバムです。

本作の時点では打ち込みのドラムを除く全てのパートをMatt Smithなる人物が手がけるプロジェクトでした。
アメリカというメロパワ不毛の地から現れたということも当時は話題になったと記憶しています。

アルバムを通して魅力的なクサメロに北欧のバンドを想起させるキラキラとしたKeyが載るパワーメタルをプレイしており、アメリカっぽさは全く感じられません。
#3、#6、#10と10分超の大作も3曲収録されており、プログレッシヴな要素も魅力の一つとしているようですが、ミドルテンポや大作であってもメロディーがキャッチーで聴きやすく、難解な印象を与えないところがいいですね。
どこか上品な優雅さを感じさせる雰囲気はAngraっぽくも感じます。

後に2ndアルバム以降ではヴォーカルに専念することになるMatt Smith氏ですが、本作ではギターを中心に中々にテクニカルなプレイも聴かせています。
歌唱力は、ハイトーンではRob Tyrant(Vo:Labyrinth)を思わせるような甘い声質の魅力的な声を聞かせてくれる一方で、何故か低域になると信じられないくらいピッチが不安定になるのが残念ですね。

プロダクションも悪く、まだまだな部分もありますが、#2、#5、#8といった疾走曲は癖になる魅力を持っています。
PATHFINDER / Fifth Element
PATHFINDER / Beyond the Space, Beyond the Time

PATHFINDER / Fifth Element

01. Ventus Ignis Terra Aqua
02. Fifth Element
03. Ready To Die Between Stars
04. The Day When I Turn Back Time
05. Chronokinesis
06. March To The Darkest Horizon
07. Yin Yang
08. Elemental Power
09. Ad Futuram Rei Memoriam
10. When The Sunrise Breaks The Darkness
11. Vita
12. If I Could Turn Back Time

評価:★★★

ポーランド産の6人組シンフォニック/スピードメタルバンドの2012年発表の2ndアルバムです。

ファンタジックなジャケットを見れば予想がつくように本作でもシンフォニックで大仰なメロディックスピードメタルは健在で、その点はまず一安心。
また前作に比べてサウンドプロダクションが飛躍的に向上したのが一聴して解ります。

一方で前作では魅力的だったメロディーの臭さが大きく減退してしまったのが非常に残念です。
こうして大きな魅力を失ってしまうとヴォーカルの弱さ、邪魔でしかないピロピロ速弾きオナニー、微妙に前ノリで気持ちのいいタイミングを外すドラム、といった前作譲りの欠点が気になってしまいますね。
というか、ヴォーカルは変えないとどうしようもないなこりゃ。

ただ、前作より薄味になったとはいえ本作でも楽曲の魅力はさすがですし、何よりこの方向性を貫いてくれているのは嬉しいところです。
次作では是非ヴォーカルを変えてもう一化けしてほしいと思います。
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