独断と偏見。
メロスピ系を中心にヘヴィメタル、V系等のCDのレビューを更新していくブログです。
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Saber Tiger / Decisive
Saber Tiger / Decisive

Saber Tiger / Decisive

01. 486-102
02. The Hammer
03. At The Front
04. Avenger
05. Virtual Unreality
06. Bionic
07. Defying Gravity
08. Painted Red
09. Cross Your Heart
10. Reminiscence
11. Angel of Wrath
12. Light-Thunder-Light2011

Bonus DVD:Unstoppable Bullet Live 2011
01. RISE2001
02. VAGUE BLESS YOU
03. HUMILIATION
04. MOTIVE OF THE LIE
05. DIVIDING LINE
06. NO FAULT/NO WRONG
07. BIONIC
08. AVENGER
09. DEFYING GRAVITY
10. MISERY
11. PAINTED RED
12. ANGEL OF WRATH
13. LIGHT-THUNDER-LIGHT
14. YOU'D BETTER CRY ALONE
15. FIRST CLASS FOOL

評価:★★★★

北の凶獣ことSaber Tigerが結成30周年となる2011年に発表した9thアルバムです。

Saber Tigerは木下昭仁(Gt)を中心に札幌で結成されたパワーメタルバンドです。
30年に及ぶ活動の中でオリジナルメンバーは木下御大のみで、幾度となくメンバーチェンジを繰り返してきましたが、(Wikipediaによると現在の編成は32期Saber Tigerらしい。)当ブログでは便宜上大きく分けて
・アルバムデビュー前の1981年~1990年
・女性シンガー久保田陽子(Vo)、田中康治(Gt)を擁するツインギター編成で"INVASION"、"AGITATION"、"TIMYSTERY"の3枚のアルバムをリリースした1991年~1996年(久保田サーベルと呼ぶことにします。)
・御大を除くメンバーを一新し、国内随一のパワフルシンガーである下山武徳(Vo)を擁し"BRAIN DRAIN"、"SABER TIGER"、"F.U.S.E"の3枚を発表した1997年~2002年(下山サーベルと呼ぶことにします。)
・再び御大以外の全員が脱退して以降
という4つの時代に区切ることにします。

過去作に関しては折を見てまた詳しく紹介したいと思いますが、ざっくりとそれぞれの時代の音楽性の特徴を説明すると久保田サーベルは超絶技巧ツインギターを生かしたプログレッシヴで叙情的なパワーメタルを、下山サーベルは下山武徳(Vo)の圧倒的なパワフル歌唱を生かした、より攻撃的なパワーメタルをプレイしていました。

2002年に下山、竹内、磯田の3名が脱退したあとのSaber Tigerは"INDIGNATION"一枚のみのリリースで、正直に言うと低迷していたと思います。
僕もINDIGNATIONの内容があまりよくなかったこともあっていつしか存在を忘れてしまっていたバンドでした。
所がINDIGNATIONから実に6年の歳月を経てリリースされる本作には下山サーベル時代から下山武徳(Vo)が、久保田サーベル時代から田中康治(Gt)がそれぞれ復帰をしていると聴いては期待をせずにいられませんでした。

本作におけるラインナップを整理すると、木下昭仁(Gt)、下山武徳(Vo)、田中康治(Gt)に加えて下山とDOUBLE DEALERで活動を共にしていた木本高伸(Ba)、田中率いるHARD GEARでプレイしていた水野泰宏(Dr)という豪華な5人編成です。
個人的にはリズム隊も三瓶朋大(Ba)、礒田良雄(Dr)といった過去にサーベルに在籍したことのあるメンバーで固めて歴代サーベルのオールスター的な編成だとより嬉しかったところですが、当然ながら木本や水野も演奏面では全く遜色ありません。

随分と前置きが長くなってしまいましたが、本作の内容に触れていきます。
バンド史上最強のメンバーでのレコーディングは、「この面子で世界と勝負するんだ!」という決意の見て取れる力作で、そのことはサウンドエンジニアにTommy Newtonを起用し、更にネイティヴが違和感を覚えない英語詞にするために敢えて作詞を外注していることに如実に現れています。
音楽性は過去の下山サーベルの作品に通ずる無骨なパワーメタル路線を基盤としながら、田中&木下がとツインリードを構築することで久保田サーベルのようなプログレッシヴでスリリングな味付けが加えられています。
まさに下山サーベルと久保田サーベルのいいとこ取りといっていいでしょう。
下山の歌唱は少々あくが抜けて聞きやすくなったものの、暑苦しさは相変わらずで、それが好きだった僕としては嬉しい限りw
#12は1st、Invasion収録曲のリメイクで、ジャパメタ特有のダサさがあって世界照準の本作の作風の中では異色な存在を放っていますが、アンコール的な位置づけと捕らえれば楽しめます。

唯一の欠点は全体的に少しカッチリしすぎなプロダクションでしょうか。
もう少し荒々しさを残したほうがこの手の男らしいパワーメタルにはあっているのではないかと思います。



そして本作のオマケとして付属しているDVDですが、これは2011年2月に地元札幌で行われたライヴの模様が収められています。
まだ三瓶朋大(Ba)の脱退前であるため、本編CDとはベースが異なります。
本編収録の新曲を5曲やっている他、各アルバムの曲を満遍なく演奏しており、久保田サーベルの曲を下山のヴォーカルで楽しむことができてかなり興味深いアルバムとなっています。
それだけにどこにもトラックリストが載っていないのが勿体無い!
せっかく本作ではじめてSaber Tigerを知った人が「お、この曲格好いいじゃん。」って思ってもその曲のタイトルも、どのアルバムに入っているのかもわからないというのは勿体無さ過ぎます。
というわけで↑にトラックリスト書いたんで参考にしてくださいw
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コメント
コメント
初めまして。
今月末のPURE ROCKライヴで、SABER TIGERを初めて観ることになり、このアルバムを買ったのですが、DVDの収録曲が分からず、検索していたら、こちらのブログにおじゃますることになりました。
私も、RAGE、CHTHONICは大好きで、GALNERYUSなど、日本のバンドも聴き始めたところなので、アルバムレビューを参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
2013/05/05(日) 18:46:41 | URL | めたる #E6wUXrP2 [ 編集 ]
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