独断と偏見。
メロスピ系を中心にヘヴィメタル、V系等のCDのレビューを更新していくブログです。
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YOHIO / REACH the SKY
SONATA ARCTICA / ECLIPTICA

YOHIO / REACH the SKY

01. REACH
02. SKY☆LiMiT
03. Frantic Elegance
04. Dawn of Dreams
05. Without Wings ~空と約束した~
06. Angel’s Waltz

評価:★★

スウェーデンからの逆輸入V系ミュージシャンの2012年発表のソロデビューミニアルバムです。

弱冠16歳の少年が女形メイクでソロデビューということでメディア等でもかなり取り上げられてのデビューとなりましたが、中身は取り立てて評価する要素のない作品です。
MARICE MIZERやGalneryus、Versaillesといったバンドからの影響を公言していますが、そういった名前から想像されるようなメタル要素だったりお耽美な要素は薄く、より普遍的なJ-Rock的なサウンドを目指しているように感じます。
V系としてみても無個性で薄味な印象ですね。

自身が担当するヴォーカル、ギターは共に及第点で、特に日本語の発音は言われない限り西洋人が歌っているとは気づかないであろうレベルです。
特に悪い点も見当たらないんですが、誉めるべき箇所も発音以外に見当たらないので星二つくらいが妥当でしょうか。
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RAGE@Shibuya O-EAST
前の記事にも書いたとおり、現在仕事のほうがかなり忙しくて全くブログを更新できない日々が続いています。
でも何故かここ数日のアクセス数が毎日更新していた時期よりも増えている気がするんだけど何でだろうw

そんな中、レポ書くのが遅くなりましたが木曜はShibuya O-EastにRAGEのライヴを見に行ってきました。
この日も予定より仕事が長引き、渋谷についたのは6時50分位。「ギリギリ間に合いそうだ!」って思ったのにそこから渋谷で迷子になり、O-Eastに到着したのは7時を10分ほど過ぎてしまっていました。
何十回と来たことのあるハコに行くのに迷子になる自分の方向音痴っぷりが悲しくなりましたw
いや確かに109って書いてあるビルの左の道に入ったはずだったのに、そのビルが109じゃなくて109men'sだったんですよ。

まーそんなわけでセットリストを2chからのコピペ。

1. House Wins
2. Twenty One
3. Forever Dead
4. Paint It Devil On The Wall
5. Feel My Pain
6. Serial Killer
7. The Crawling Chaos
8. Light Into The Darkness
9. Suite Lingua Mortis : No Regrets
10. Unity
11. Destiny
12. Refuge
13. Great Old Ones

Encore

14. Empty Hollow
15. Drop Dead!
16. Don't Fear The Winter
17. All I Want
18. Solitary Man
19. Soundchaser

僕が会場に着いたときはTwenty Oneが終わって、Forever Deadの前のMC中でした。
一聴して思ったのが、ヴィクターのサウンドの更なる強化ですね。腹に響くような、それでいてヌケのいいディストーションサウンドが最高に気持ちよかった。
プレイも神がかっているとしか表現しようがなくて、何でもないような顔をしてテクニカルなフレーズを決めていくんですよね。後で聞いたんだけど、この日38度も熱があったんだって?とても信じられないわ。
アンドレのドラムもパワフルかつタイトだし、ピーヴィーは相変わらずプロレスラーのような風貌に反してお茶目なキャラでしたねw「次の曲はバラードだ。愛について歌った曲なんだ。」とか言った後にSerial Killerがはじまったり、「次の曲が最後だ!」って言った後に客からブーイングを受けて袖に隠れる振りをしたりっていうコミカルな一こまには笑わせてもらいましたw

選曲的には新譜中心の前半から、クラシックス連発のアンコールまで最高でした。
シンフォニックな要素はLINGUA MORTIS ORCHESTRA名義に分離するなんて話もありましたが、それは音源での話のようで、ライヴではNo RegretsやEmpty Hollowといった曲もやっていましたね。オケは同期だけじゃなくて袖で誰かがシンセを弾いた音も混ざってたような気がしたけど、実際のところはどうなんだろう。
これらの曲はできれば生オーケストラとの競演で組曲をフルで聴いてみたいところなんだけど、日本でそういうライヴをやることはないかなぁ。
ヴィクター加入後のファンである僕としては、スタジオ盤で聴いたことのない曲も何曲かやってたんだけど、The Crawling Chaosとか凄い格好いい曲ですね。
あと、選曲面で言うならやっぱりヴィクターファンとしてはUnityが聴けて嬉しかったですね。
あと、ヴィクター加入前で唯一持っているTHE MISSING LINKからのRefuge(ヴィクター派の僕ですがRAGEで一番好きな曲です。)も聴けたし。

それと特筆すべきなのはオーディエンスの異常なまでの盛り上がりですね。
僕はフロアの一番後方下手よりで見ていたんだけど、殆どの曲のサビで後ろまで温度差なく合唱が起きるのって、Xのライヴ以外見たことなかったかもしれない。
アンコール待ちではHigher Than the Skyの合唱も起きました。でもこの曲やってくれなかったねw

日がたちすぎて詳細は忘れてしまっていますが、こんな感じで最高の夜でした。
改めて思ったけど、音源を聴く分にはもっと好きなバンドもあるけど、ライヴバンドとしては世界一だなと。(Xは別格ねw)
ラウパーとかでまた来てくれないかな。
すいません
来週か再来週くらいまでちょいと仕事が忙しいのであまり頻繁に更新をできないかと。
特に新譜を聞き込む時間が取れないので、更新するとしても昨日のソナタの1stみたいに擦り切れるほど聴きまくった過去の名盤のレビューになるかな。

本当は今日Royal Huntのライヴに行こうかと思ってたんですけど金欠のためパスしましたー。
来週のRageはもうチケット取ってるからライヴレポも書きますよ!誰か楽しみにしてくれている人がいるのか知らんけどw
SONATA ARCTICA / ECLIPTICA
SONATA ARCTICA / ECLIPTICA

SONATA ARCTICA / ECLIPTICA

01. Blank File
02. My Land
03. 8th Commandment
04. Replica
05. Kingdam For A Heart
06. Full Moon
07. Letter To Dana
08. UnOpened
09. Picturing The Past
10. Destruction Preventer
11. Mary-Lou

評価:★★★★★

フィンランド産メロディックスピードメタルバンドの2000年発表の衝撃のデビューアルバムです。

個人的な話をさせていただくと、メタルに興味を持ち始めた2000年という時期に本作と出会ったことが後の人生を大きく変えた一枚でした。
CDショップの試聴機の再生ボタンを押した瞬間に耳に飛び込んだ#1の圧倒的な美旋律と疾走感の衝撃がなければ現在の僕はなかったことでしょう。

本作の時点でのメンバーはTony Kakko(Vo,Key)、Jani Liimatainen(Gt)、Janne Kivilahti(Ba)、Tommy Portimo(Dr)の4名で、全ての作詞作曲を手がけるTonyこそ24歳なものの、その他の3名は20歳足らずという若者によって製作された本作は、荒削りな部分もあるものの、若さが故の初期衝動と勢いが存分に封じ込められており、北欧らしい哀愁のメロディーとキラキラKey、透明感のあるアレンジが楽しめるメロスピ史に残る名盤にして、彼らの最高傑作といっていい内容です。

前述の再生ボタンを押した瞬間からリスナーを圧倒する#1、透明感のある哀愁のメロディーが涙を誘う#2、Janiのリフが秀逸なネオクラチューンの#3、Royal Huntを疾走させたようなドラマティックな#5、チェンバロによるイントロが印象的な#8、JaniとTonyのユニゾンプレイが凄まじく格好いい#9、ソナタ全部入りな大作の#10といった疾走曲はどれをとってもメロディックスピードメタルの教科書に載せたいようなキラーチューンで、「ラナウェイ!ラナウェイ!ラナウェイ!」というコーラスの印象的なミドルチューンの#6や哀愁たっぷりでもの悲しいバラードの#4、#7といった非疾走曲もあまりにも美しいメロディーにうっとりとさせられます。

疾走するドラムの上でキラキラしたKeyと美旋律が乱舞するスタイルはまんま同郷のSTRATOVARIUSが切り開いた方法論をなぞるものですが、より透明感を増し哀愁に特化したメロディーは本家をも凌駕しています。

プレイ面ではTonyの歌唱にはまだ高音で危なっかしさはあるものの、中低音は魅力的ですし、Janiのネオクラシカルなプレイには新世紀のギターヒーローの誕生を確信させられました。
また、個人的には専任鍵盤奏者としてMikko HärkinやHenrik Klingenbergを迎えた次作以降のKeyよりもTonyが兼任する本作のKeyのほうが音色の選び方などの面で好きだったりもします。

個人的にはもう本作を超えるアルバムは出ないと思うほどのメロディックスピードメタルの完成形ですが、次作以降、作を追うごとに洗練さを増す一方で勢いを失っていってしまい、ついには5th"Unia"でメロパワ型の音楽性から脱却してしまうことになります。
DRAGONFORCE / The Power Within
DRAGONFORCE / The Power Within

DRAGONFORCE / The Power Within

01. Holding On
02. Fallen World
03. Cry Thunder
04. Give Me The Night
05. Wings Of Liberty
06. Seasons
07. Heart Of The Storm
08. Die By The Sword
09. Last Man Stands
10. Seasons (Acoustic Version)
11. POWER OF THE NINJA SWORD

評価:★★★

英国を中心に活躍する多国籍スピード違反バンドの2012年発表の5thアルバムです。3rd、4thのレビューはそのうち気が向いたときにでも。

ヴォーカリストをZP Theart(Vo)からMark Hudson(Vo)にチェンジしての4年振りのアルバムであり、楽曲が4分台~5分台とこれまでになくコンパクトなの曲が多く、疾走曲9割バラード1割なこれまでの作風とは異なり#3、#6あたりのミドルテンポの曲が収録されている等、かなり変化の多いアルバムなはずなのですが、
なんでだろう?
「何も変わってない。」というのが僕のこのアルバムの印象です。
ヴォーカルも細いハイトーンから所々ヘタウマなところまでZPと大して変わらないし、ミドルテンポの曲が入ってるって言っても本編9曲中6曲は疾走ですしね。

で、1stや2ndのころはその圧倒的なスピードに衝撃を受けたんですが、DFのスピードに耳が慣れてしまうと少なくとも僕の中では元々特別歌メロが魅力的だとか言うバンドではないので、何か普通です。
っていうか、早い話がね、メロディーもワンパターンだし飽きた。
My material season / Bridal Aisles Of Tragedy
My material season / Bridal Aisles Of Tragedy

My material season / Bridal Aisles Of Tragedy

01. Little Girl Alice
02. Bridal Aisle Of Tragedy
03. Twilight Memorial
04. Ruge
05. Brutality Smile
06. Release From Eternity
07. Circurate Drama
08. Vanish
09. Thirty Hours Of Pain

評価:★★★★☆

Yoshihiro Nozaki(Dr,Pf)率いる"ピアノ・ドラマティック・デスメタル"バンドの2012年発表の2ndフルアルバムです。

前作発表後、Nozaki氏の体調不良などにより活動停止を余儀なくされた期間もありましたが、2年のインターバルを経てのリリースとなりました。
前作からはベースとヴォーカルがチェンジし、Yoshihiro Nozaki(Dr,Pf)以下、Yuya Sakurai(Gt)、Masahiro Ozawa(Gt)、Akihiro Muto(Vo)、Shimpei Aida(Ba)の5名で製作されました。

これまでの作品が個人的には大ヒットな物ばかりだったので、かなり大きな期待を持って本作を聴いたのですが、その期待を上回る傑作に仕上がっています。
ピアノやシンセを用いてドラマティックに曲を盛り上げる手法はそのままに、本作ではギターのメロディーやリフが過去作以上に秀逸になっています。
オープニングを飾る#1からその傾向は顕著で、雨音の効果音とピアノから扉の開く効果音を合図に疾走を開始するお得意の展開ながら、ヴァースの裏で左右にパンを振られたツインギターが奏でるバッキングのリフが非常に格好良く、メインメロディーと共に曲を盛り立てています。この曲は特に相変わらず『デス声になったSilent Jealousy』と評されそうな方向性ですが、それがこのバンドのアイデンティティなので、開き直ってこの方向性で突き進んでほしいと思います。
#2はどこかLabyrinthのNew Horizonsの間奏を思い起こすようなイントロを持ったシンフォニックな疾走曲で、サビの裏でギターの弾くクサいメロディーが印象的です。
#3はピアノのイントロから疾走するお得意の展開です。ブリッジの裏のツインリードで期待を高まらせてサビで一気に爆発する待ってましたのキラーチューン!
#4は新たな試みとしてスペーシーなデジタルシンセが活躍する曲です。シンセの音色にあわせてか、バッキングのギターも歯切れの良いデジタルチックなミックスになっています。この曲だけヴォーカルの発声法が違うけど、ゲストが歌っているのかな?(クレジットを見てもどの曲をゲストが歌っているのか解りにくい・・・)
#5は1st EP収録曲のリメイクのアグレッシヴなナンバー。EPのヴァージョンから大きな変化は無いようです。
#6はゲストの女性ヴォーカルを起用したピアノバラードです。ハスキーな魅力的な声質のシンガーが美しいメロディーを歌い上げます。こうした曲をアルバムの中盤に入れるのもYOSHIKIからの影響ですかね。
#7は再びピアノのイントロから暴れるドラムと共に疾走するお得意の展開のキラーチューンです。間奏のツインリードギターのフレーズが異常なまでにクサ過ぎてノックアウトでございます。
#8はイントロからツインギターが尋常でないほどクサいフレーズで疾走する曲です。後半のバンド演奏が止まってストリングの激クサフレーズから再びバンドインして疾走する流れに悶絶せずにいられる人が果たしているのでしょうか。
#9はMyproofのカヴァーです。原曲は聞いたことが無いので比較はできませんが、MMSらしいアレンジとなっています。ピアノで繰り返されるテーマメロディーがどうしてもLiv Moonの氷の棺に聴こえてしまうんですが、これはLiv Moonの方がパクっているんでしょうか?

基本的にはこれまでの作品の流れを汲むピアノオリエンテッドといっていい作風なのですが、過去の作品に比べてツインギターのフレーズが非常に練りこまれた印象があります。
直前にリリースされたVeiled in Scarletにも引けを取らないようなクサクサなツインリードから攻撃的なリフ、バッキングの細かいフレーズまでよくできている印象です。
また、これまでは曲の魅力に対してヴォーカルの貧弱さが気になるところでしたが、新メンバーのAkihiro Muto(Vo)はグロウル中心の実力者です。前任者に比べてはっきりと発音して歌うので日本語詞がはっきり聴こえてしまうところが逆に好みを分けてしまいそうですが、この『日本語デスメタル』というのが聴くうちにはまってしまう不思議な魅力を持っています。
プロダクションも前作より良くなっており、特にドラムが生々しい音で録音されているのがいいですね。

個人的にはVeiled in Scarletと同等かそれ以上に気に入った作品ですが、この作品に限らず『デス声であることの必然性』が他のメロデスバンドと比べてもイマイチ解りづらいバンドであることが欠点といえば欠点ですね。
正直上手いハイトーンシンガーを起用してメロスピにアレンジしたらもっと良くなるのではないかと思ってしまいます。
また、前作が8曲入りで本作が9曲入りということでバンドがこれ位のボリュームのアルバムが好きであえてそうしているのだと思いますが、僕の個人的な好みとしてはせめてもう2曲くらい入っていたらと思います。

ただ全編通してとにかくピアノもシンセもギターもクサいフレーズを連発しまくりですので、デス声に抵抗の無いクサメロ愛好家の必聴盤です。
全部クサいですが個人的なお勧めは#3と#8ですね。

本作を気に入った方は5月発売の1stの再発盤も是非!

これだけいい作品を作ったんだから是非とも一度ライヴが見たいですね。
ピアノとドラムを両方生演奏にするのは難しいかもしれませんが、是非ともライヴ用の上手いサポートメンバーを見つけて実現してほしいと思います。
5/5 MinstreliX『Minstrel Banquet vol.3 Historial ONEMAN Night in Tokyo』@目黒ライヴステーション
っちゅうわけで一昨日5/5は、今や世界最強のXaMetalバンドとなったMinstreliXのライヴを見に目黒ライヴステーションへ。
開演直前にハコに入るとKnights of RoundやDragon Guardianのメンバーがいたり、途中からAncient Mythのメンバーも来たり、物販には和田誠が座ってたりして面白かったw
個人的には2010年10月10日にあったKnights of RoundやAncient Mythとの同じく目黒ライヴステーションでの対バン、2011年2/26のDragon Guardian、LIGHT BRINGERとの3マンに続いて3回目のMinstreliXでした。

SET LIST
01. Legend Eve Origin(SE)
02. The Goddess~La Liberte Guidant Le Peuple~
03. JDA
04. Gratia
05. Sari With Mercy
06. Venus And Adonis
07. The Minstrel~旅人~
08. Caterina
09. Bloody Rose
10. Awaken
<アンコール1>
11. Happy Birthday Ochoco
12. Silent Jealousy(X カヴァー)
13. Ref:Rain
14. Farewell
<アンコール2>
15. SPIRITUS MUNDI
16. Sky Flame
17. Thirst For...

見ての通り本編は新作の曲を中心に、アンコールは過去の名曲を連発というセットリストだったわけですが、大阪、名古屋ではやらなかったというCaterinaをやってくれたのは非常に嬉しかったんだけど何でThe Intellectual Rampageをやらないんじゃーーーー!
まぁ名曲だらけなんで不満なんてないですけどw

東京での初ワンマンということもあり、会場の熱気は凄かったですね。
僕も含むフロア後方のオーディエンスまで拳を上げてヘドバンして歌って・・・とノリノリでした。

本編は曲順を入れ替えつつも基本的には新作"TALES OF HISTORIA"の曲を演奏していきました。
前回見たライヴを最後にドラマーが脱退したんだけど、アルバムでも叩いていた新任のOchoco氏は前任以上に安定感のあるプレイを聴かせていたし、このバンドの看板でもあるTakao(Gt)&Yui(Key)のツインリードは今回も開いた口が塞がらなくなるほどの超テクニカルなキメフレーズを連発。
ただもう一つの看板であるLeo(Vo)は前に見たライヴと同様スタミナ不足の印象が強くて、本編の後半にやった曲ではかなりフェイクも入れてました。勿論十分一級品のハイトーンなんだけど、超一級のTakao(Gt)&Yui(Key)と比べるとちょっと見劣りしますね。
唯一アルバム以外の曲Awakenで本編は終了。糞音痴外人音痴女時代の曲をLeoが歌うと「こんなにいい曲だったんだ?」ってびっくりさせられますね。
この曲では途中オーディエンスとのコール&レスポンスなんかを盛り込んでたんだけどちょっと微妙だったかな。せっかくのクサメロなんで曲を通してちゃんと楽しみたかった。

そしてアンコールは誕生日だったらしいOchocoを祝った後に「カヴァー曲をやります。僕らが影響を受けた日本のバンドです。」というMCからSilent Jealousy!
Xの曲の中でも紅やXではなくSilent Jealousyをチョイスする所がこのバンドらしいですね。
ただねー、この曲ではLeoがハシりすぎでした。やっぱXの曲って難しいんですかね。普段から裏打ち疾走曲を歌っているようなメロスピヴォーカルでも必ずXの曲やるとハシったり拍の裏表がひっくり返ったりするよね。

んでそこからはMinstreliXの過去の名曲を連発。
ラストは勿論XaMetal史上最強の悶絶キラーチューンThirst For...で〆でした。

関西弁でゆるく喋るMCも面白かったですね。
特に前回、前々回に見たときはあまり喋ってた記憶のないMizuki(Ba)がかなりいい味出してましたw
Sky Flameのはじまる前のMCでの
Leo「何か話の着地点が解らなくなってきた。」、Mizuki「次の曲は着地しない曲だからいいんちゃいます?」って言うくだりとか、
そのMCの後にSky Flameが始まるかと思いきやコード進行がSky Flameと同じ小田和正の「言葉にできない」を歌い始めるLeoに、Takao「何か凄いはまってるけどその曲ちゃう!もっとワイルドな曲や!」、更にそれを受けてまたコード進行が同じTMネットワークの「Get Wild」を歌うLeoに、Takao「それも凄いはまってるけどちゃう!Mizukiどんな曲か教えたれ!」、Mizuki「だから着地しない曲ですって。浮遊感のある感じの・・・」っていうコントみたいな流れに腹を抱えて笑ってしまったw

あと、僕の記憶違いかもしれないんだけど、Yuiって2010年に見たときはショルキーを使っていたと思うんだけど、2011年のときもこの日も固定したキーボードでしたね。
Takaoとハモる時とかはショルキーで動きながらの方がステージ映えはすると思うんだけど、やっぱり難しいのかな。

あと、この日AwakenやSPIRITUS MUNDIを聴いて思ったんだけど、バンドはThirst For...やLost Renaissanceを録り直す前にLola時代の曲を全て録り直すべきですね。どんなにいい曲でもあのウンコヴォーカルじゃ聴く気しないんだもん。

オペラ、ミンストと2日続けていいライヴが見れて良かったGWでした。
5/4 摩天楼オペラ『eyes of Justice Tour』@赤坂BLITZ
昨日は摩天楼オペラの「eyes of Justice Tour」最終公演を見に赤坂BLITZに行って来ました。
多分オペラのライヴを見るのはDELUHI、Versillesとの3マンでやった鋼鉄祭以来だと思うので、実に2年近くぶりだったのかな?2007年の結成一発目のシークレットライヴから通っていたので、こんなに長い間ライヴ行かなかったのは初めてかもしれない。というか、こんなに行ってなかったとは思わなかったw

7分押しの17時7分に場内は暗転してデジタルっぽくもあり、シンフォニックでもあるSEで開演!

SET LIST
01.SE
02.Justice
03.落とし穴の底はこんな世界
04.電脳パラノイア
05.Diorama Wonderland
06.Sexual Entrpment
07.アポトーシス
08.AGE
09.21mg
10.Drum & Bass Solo
11.Just Be Myself
12.濡らした唇でキスをして
13.INPERIAL RIOT
14.Mermaid
15.Murder Scope
16.Adult Children
17.INDEPENDENT
18.ANOMIE
19.ニューシネマパラダイス
20.絆
<アンコール1>
21.瑠璃色で描く虹
22.悲哀とメランコリー
23.マグノリア
<アンコール2>
24.honey drop

mixiでもつぶやきましたが、V系のライヴを見に行ったはずが何故かメタルバンドのライヴでしたw
アルバム"Justice"からは13曲中11曲やったわけですが、ボートラ扱いの"Designer Baby"はいいとしてまさかのシングル"Helios"カットには驚いた。
しかも"Helios"のカップリングの"Adult Children"、"マグノリア"は両方やってるのにw
まぁ"Helios"ってカップリングに比べて地味なシングル曲だとは思うんだけど、だったら何故その曲をシングルに選んだのか不思議だわw
あと、"alkaloid showcase"をやらないのも意外だったな。MCでも仕切りにこの日バンドの5周年であることを強調していたので、バンドの始まりの曲である"alkaloid showcase"は外さないと思ってたんだけど。

ただ、意外であるからといって不満があるっていうわけではなくね、僕みたいに摩天楼オペラの中でもメタリックに疾走する要素が一番好きでファンをやっている人間からするとこれ以上にないセットリストだったよ。
遅い曲"濡らした唇でキスをして"と"絆"くらいですからねw
あと"Eternal Symphony"と"紅"をやってくれれば完璧だったけどそんなセットリストにしたら悠(Dr)が死ぬねw

僕がしばらくライヴを見ていない間にバンドは衝撃的なまでの成長を遂げていました。
苑(Vo)は"Murder Scope"~"INDEPENDENT"あたりではさすがに高音がきつそうだったものの、全体的に絶好調でハイトーンも良く出ているし、"ニューシネマパラダイス"の終盤のマイクを使わずにアカペラで歌を聴かせたパートなんて鳥肌立つほど凄かった。また、昔に比べると物凄くMCが上手くなったよね。客を煽るときに濁声気味に声を潰して煽るんだけど、それが凄い格好良かったですね。
Anzi(Gt)は正直言ってこの日はじめて音がバンドに馴染んでいると感じた。これまでは必要以上にジャギジャギとした音色がバンドサウンドの中で浮いていると感じていたんだけど、そういう感じが全然なくなってましたね。それで、リードギターに必要以上にリバーブをかけなくなったので一音一音がクリアに聴こえるようになったのも非常に良かった。
彩雨(Key)は加入当初ははっきり言って穴だったと思うけど、技術の不足を同期等を用いて多彩に音を重ねることでしっかりと補えるようになりましたね。
耀(Ba)は相変わらずアンサンブルに徹してもよし、ソロを弾いても良しの安定感。
悠(Dr)はツーバスを連打するときの安定感はメタルバンドと比べてもピカイチ。っていかメロスピバンドばりにツーバス踏み続けの曲が多い中、よく最後までスタミナ持ったなとw
そして何よりも5人の出す音の一体感が素晴らしかったですね。ステージングも魅力的でオーディエンスの盛り上げ方も良かった。
本当に結成当初から見てきた者としてはこんなにいいバンドになったことにかなり感動してしまいました。

さぁオペラのライヴも良かったけど今日はこれからミンスト!
hide with Spread Beaver / Ja,Zoo
hide with Spread Beaver / Ja,Zoo

hide with Spread Beaver / Ja,Zoo

01. SPREAD BEAVER
02. ROCKET DIVE
03. LEATHER FACE
04. PINK SPIDER
05. DOUBT’97(MIXED LEMONeD JELLY MIX)
06. FISH SCRACH FEVER
07. ever free
08. BREEDING
09. HURRY GO ROUND
10. PINK CLOUD ASSEMBLY

評価:★★★★☆

1998年5月2日に急逝したhideの遺作となった、ソロ通算3枚目、hide with Spread Beaver名義として1枚目のフルアルバムです。

X JAPAN解散に心を痛めるファンを勇気付ける意味でこれまでのソロ名義から"hide with Spread Beaver"というバンド名義で活動することになりましたが、生前にレコーディングの終了した曲ではhide自身がVo,Gt,Baを一人で担っており、実質的にはこれまでのソロ活動の延長上にあるものです。
本作製作途中でhide本人が急逝した後はI.N.A.(Computer & Percussion)、KIYOSHI(Gt)、CHIROLYN(Ba)、JOE(Dr)、D.I.E.(Key)、KAZ (Gt)というSpread Beaverメンバー6人と助っ人怪人ことPATA(Gt:X JAPAN)、柳田英輝(Dr:ZEPPET STORE)、hideの実弟でありパーソナルマネージャーであった松本裕士(#10でポエムリーディングを担当)らの協力の下レコーディングが続けられ、リリースするまでに至ったようです。
本来の構想では12曲入りのアルバムになる予定だったとのことですが、hideのヴォーカルトラックをレコーディングしていなかった"コギャル"、hideの頭の中にしかまだ存在しなかったという"ZOMBIE'S ROCK"の2曲は残されたメンバーだけではどうすることもできず、結局10曲入りのアルバムという形でのリリースとなりました。

海外発祥のインダストリアルロック、またはデジロックと呼ばれるものを独自の解釈により新たに"サイボーグ・ロック"と名づけたその音楽性は本作で完成の域に至っており、夢と自由について書かれたシングル3部作の#2、#4、#7を筆頭に歌物としてとことんキャッチーで、それでいてコアでマニアックな要素とhideの遊び心の詰まった独自の音楽性が表現されています。
中でも#4はまさにhideのソロ作の集大成といえる名曲で、キャッチーなメロディーとヘヴィーなギター、JOEと柳田が叩いたドラムをサンプリングしてリズムトラックを作成するマニアックさといった全ての要素が一曲の中に詰め込まれた楽曲となっています。

#10は#4の続編である2分少々の小曲ですが、後半に18分ほどの無音が収録されています。これはアルバムが全10曲、トータルタイム58分28秒となり、デジタル表示の8をそれぞれ月、日に見立てることによってファンが平成10年5月2日という日を忘れないようにという思いがこめられたものです。

個人的には本作は前2作やzilchと比べても思い入れが強く、最も好きなアルバムです。
どうしても冷静に聴くことのできない作品なので、これ以上何を書いたらいいか解らないですね。
最も思い入れの強い作品ではありますが、hideの構想からすると未完成な形での発表となっていることを考慮して星半分マイナスとします。
1964/12/13 - 1998/5/2
クラシカルな旋律やツーバスドコドコな疾走曲、ピアノの音色などを好む現在の僕の音楽的な趣向のせいだと思うんですが、よくXのメンバーの中でYOSHIKIのファンだと勘違いされます。
勿論YOSHIKIのことも大好きだし、音楽面だけでなく生き方や考え方等全ての面において影響を受け続けているんですが、実は僕はhideのソロのファンになってからさかのぼる形でXを聴くようになったので、今でも「Xのメンバーで誰が一番好きか?」と問われれば迷わずHIDEと答えます。

5月2日は墓参りに行ったり、イベントを見に行ったりするようにしているんですが、今年は夕方から仕事がある関係で出かけられないということで、このブログにhideの全ソロ作品のレビューを書くことでささやかな追悼としようかと思ってここまでレビューを書いてきたんですが・・・Ja,Zooのレビューが思い入れが強すぎて書けない・・・。

というわけで何とも中途半端になってしまいましたがJa,ZooはこのGW中に書くことにします。
zilch / 3・2・1
zilch / 3・2・1

zilch / 3・2・1

01. ELECTRIC CUCUMBER
02. INSIDE THE PERVERT MOUND
03. SOLD SOME ATTITUDE
04. SPACE MONKEY PUNKS FROM JAPAN
05. SWAMPSNAKE
06. WHAT’S UP MR.JONES?
07. HEY MAN SO LONG
08. PSYCHE
09. FUCTRACK 6
10. DOUBT
11. POSE
12. EASY JESUS

評価:★★★★★

X JAPANのギタリストであるhideがRay McVeigh、Paul Ravenらと共に1996年に結成した新バンドの1998年発表の1stアルバムです。

レコーディングメンバーはhide(Vo,Gt)、Ray McVeigh(Gt,Vo)、Paul Raven(Ba)、Joey Castillo(Dr)、INA(Prog)の5名で、カラフルな印象の強いソロ作に比べるとヘヴィーなオルタナ/インダストリアルロックに焦点を絞った作風となっています。
契約の関係で死後のリリースとなった本作ですが、レコーディングは1996年に行われていたとのことで、それが事実であればMarilyn Mansonのブレイク以前に既にこのサウンドを確立していたという事実に驚かされます。
勿論hideとMarilyn Mansonは個人的な交流もあったようなので、お互いに影響を与え合っていたことも考えられますけどね。

作曲をhide、作詞をRayが担当していますが、その作詞方法としてhideが日本語で歌ったものをRayが『こう聴こえる』という英語に書き記すというユニークな方法もとっていたそうです。(空耳アワーの逆みたいなことをして作詞していたわけだw)

#6はX JAPANのDRAINの、#10、#11はソロ作のそれぞれセルフカヴァーとなっていますが、どれもzilchとしての色が出ており楽しめます。特に#10はいくつかあるDOUBTのヴァージョン違いの中でもヘヴィーでhideの歌もキレキレで最も好きなヴァージョンです。
#10、#11は前述の作詞方法を取っているようなので原曲と歌詞を聴き比べるのも楽しいですね。

全編に渡ってバックの演奏はヘヴィーなアメリカ的なインダストリアルロックであるにも関わらずメロディーはとことんポップで日本人的な親しみやすいメロディーなんですよね。

hideの事故死がなく、本作リリース後にMarilyn Mansonとのツアーが実現していたら日本のロックの歴史は変わっていただろうか?そんな妄想をせずにはいられない名盤です。
hide / PSYENCE
hide / PSYENCE

hide / PSYENCE

01. PSYENCE
02. ERASE
03. 限界破裂
04. DAMAGE
05. LEMONed I Scream (CHOCO-CHIP version)
06. Hi-Ho
07. FLAME
08. BEAUTY & STUPID
09. OEDO COWBOYS (In Low-Fi Mono!)
10. BACTERIA
11. GOOD-BYE
12. Cafe Le Psyence
13. LASSIE (demo master version)
14. POSE
15. MISERY (remix version)
16. ATOMIC M・O・M

評価:★★★★★

X JAPANのギタリストの1996年発表の2ndフルアルバムです。

X本体の活動が停滞していた時期にソロ用のマテリアルを書き溜めていたようですが、その全てを破棄してしまい、INAとの共同作業で一から3ヶ月の製作期間で作り上げたという話は有名な話ですが、とても短い期間で作り上げたとは信じがたいクオリティーに仕上がっています。ボツにしてしまったという20数曲も聴いてみたいところですがねw(死後リリースされた"Junk Story"、"In Motion"はこのボツ曲?)
海外のミュージシャンを起用した前作とは異なり、一部の曲を除いてGt,Ba,Voをhideが一人で担当するようになりました。

さて、前作ではXの枠に収まりきらないhideの多種多様な音楽性が表現されていましたが、本作でもそれは更に押進められており、#5、#15等のポップな曲はよりポップに、#4、#10等のヘヴィーな曲は更にヘヴィーに振り切れている印象です。
当時hideが傾倒していたインダストリアルロック的なアプローチが前作より強くなりました。

全曲名曲ですが特に思い入れが強いのは、エロティックな歌詞とポップなメロディーが印象的なR&Rナンバーの#8、涙なしでは聴けないバラードの#11、元々はX用に作曲されたもののYOSHIKIの「DAHLIAは悲しいアルバムにしたい」という意向によりボツとなったものをソロに転用したと言われる明るくキャッチーな#15といったシングル曲に加えて、ドロドロな歌詞とは対照的に軽快なカッティングが印象的な#3、ZEPPET STOREに影響されて#15を再構成したと言われる『裏MISERY』こと#7、ヘヴィーサイドの代表曲#10、インダストリアルの佳曲#14あたりでしょうか。

今聴いても古臭くないどころかむしろ先鋭的にすら聴こえるサウンドには驚かされますし、どの曲も知らず知らず口ずさんでしまうポップなメロディーを持っています。
更に、他の作品にも言えることですが、歌詞が非常に優れているんですよね。
辛いときに#15の歌詞に何度救われたことか…。
hide / HIDE YOUR FACE
hide / HIDE YOUR FACE

hide / HIDE YOUR FACE

01. PSYCHOMMUNITY
02. DICE
03. SCANNER
04. EYES LOVE YOU [T.T.VERSION]
05. D.O.D.(DRINK OR DIE)
06. CRIME OF BREEN St.
07. DOUBT [REMIX VERSION]
08. A STORY
09. FROZEN BUG '93 [DIGGERS VERSION]
10. T.T.GROOVE
11. BLUE SKY COMPLEX
12. OBLAAT [REMIX VERSION]
13. TELL ME
14. HONEY BLADE
15. 50% & 50% [CRYSTAL LAKE VERSION]
16. PSYCHOMMUNITY EXIT

評価:★★★★★

X JAPANのギタリストであるHIDEのソロアーティストhide名義としての1stアルバムです。1994年発表。

本作はギタリストのソロアルバムと言うと少々語弊があり、あくまで一つ一つの曲が歌モノとして作られています。実際、自身がヴォーカルも務めるどころか、ライヴでは曲によってはギターを持たずにマイクを片手に歌ったりもしていました。
hide以外の参加ミュージシャンは、共同プロデューサーであるINAがプログラミングを担当するほか、Terry Bozzio(Dr)、TM Stevens(Ba)という海外の著名ミュージシャンを起用しているところが後のソロ作と大きく異なる点です。

XはYOSHIKIという柱を他のメンバーが支えるような形で成り立っているバンドであり、5人のメンバーが自身の音楽性の全てを表現できる場ではなかったと思います。
本作は1stソロアルバムということもあり、そんなXでは表現し切れないようなhideの音楽的な引き出しを全て詰め込んだ作風となっており、Xにも通じるハードロック色の強い曲からインダストリアルロック、ポップなロックチューン、パンクにカントリーやジャズの要素まで何でもござれな内容となっています。

ギターオーケストレーションによる勇壮なSEの#1に導かれる形ではじまる3rdシングルの#2は本作中最もHR色の強い曲で、ツインリードギターのメロディアスなソロなどもあり、『X JAPANの上手ギタリストHIDE』とのギャップが最も小さい曲ではないかと思います。
#3はデジタル色の強いアップテンポなロックナンバーで、本作の後にカットされる4thシングル#13のカップリングとしてRyuichi(LUNA SEA)とのデュエットヴァージョンが収録されることになりますが、こちらはhideが一人で歌っているヴァージョンです。
#4は二枚同時1stシングルのうちの一つで、hideの数多い作曲の引き出しの中でも最もポップよりな部類に入ります。間奏ではTaijiから教わったというボスハンドのタッピングを用いたフレーズがあるのがhideとしては珍しいですね。
#5はパンキッシュに疾走する酒への愛を歌った曲。
#6はアコースティックなインストで、アルバムの雰囲気を一度落ち着かせます。
#7は#6で落ち着いた雰囲気をぶち壊すようなhideの曲の中で最も激しい部類に入るインダストリアルロックチューンです。後に何度もリメイクされることからも解るようにhideのソロの代表作の一つです。
#8は一転してアコースティックで穏やかな曲です。短いですがhideが非常に穏やかな声質で歌うメロディーが印象的な曲です。
#9はLUNA SEAのJ、INORANと共に組んでいたユニットMxAxSxSのリメイクで、こちらもインダストリアル色の強い曲となっています。
#10はTerry Bozzio(Dr)、TM Stevens(Ba)とスタジオでジャムっているところをそのまま収録したような小インスト。
#11はどこかジャジーな要素を持った曲で、トランペットが格好いいです。
#12はhideの遊び心が詰まったポップなロックチューン。後半の壊れていく感じが面白いですね。
#13は軽快なポップナンバーで、思わず口ずさんでしまうようなメロディーを持ったポップサイドの代表曲です。
#14は近親相姦について歌った切ない曲です。中盤の語りが印象的です。
#15は元々はアップテンポなポップチューンだった1stシングルをカントリー風にアレンジしたものです。後半にバンドインするのが鳥肌が立つほど格好いいんですよね。
#16は壊れたレコードプレイヤーが#1を繰り返し再生するようなインストです。

曲数も多く、前述の通り収録曲の音楽性の幅の大きい作品ですので、ともすれば散漫な印象も与えかねないですが、そうしたカラフルな楽曲に一本の軸とでもいえる統一感を与えているのが歌メロのポップさです。
#2、#4、#13、#15といったシングル曲は勿論、インストの#1、#6、#10、#16を除く全ての楽曲がそのまま歌謡曲として通用するようなキャッチーなメロディーを持っています。
このポップという軸はこの後のソロ活動を通じてぶれる事はありませんでした。
#2、#7、#13といった代表曲は勿論、個人的には妖艶な魅力を持った#14が大好きです。

また、『七色の声』と称されるhideのヴォーカルは一人で歌っているとは思えないほどに曲のカラーに合わせてその歌い方や声質を起用に使い分けており、歌唱力もこの時点で中々のものです。
『X JAPANの上手ギタリストHIDE』のイメージを求めて聴くと肩透かしを食らうかもしれませんが、ソロミュージシャンhideとしての魅力を余すところなく詰め込んだ名盤です。
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