独断と偏見。
メロスピ系を中心にヘヴィメタル、V系等のCDのレビューを更新していくブログです。
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Unisonic / Unisonic
Unisonic / Unisonic

Unisonic / Unisonic

01. Unisonic
02. Souls Alive
03. Never Too Late
04. I've Tried
05. Star Rider
06. Never Change Me
07. The Morning After
08. Renegade
09. My Sanctuary
10. King For A Day
11. We Rise
12. No One Ever Seems Me

評価:★★★

ドイツ産メロディアスハードロックバンドの2012年発表の1stアルバムです。

1993年にHelloweenを脱退して以来、メタルバンドのアルバムにゲスト参加することはあったものの、ファンの期待をよそに一貫してメタルシーンから一線を引いた活動を続けるMichael Kiske(Vo)ですが、本バンドはそんなKiskeのHelloween以降の活動の一環として、PINK CREAM 69のDennis Ward(Ba)、Kosta Zafiriou(Dr)、GOTTHARDのMandy Meyer(Gt)と共に結成されました。
そんな本バンドが注目を集めるようになったのは間違いなくKai Hansen(Gt:Gamma Ray,ex-Helloween)が合流して以降でしょう。
KiskeがGamma Rayのアルバムにゲストとして参加することはありましたが、このコンビが正式に一緒のバンドのメンバーとして一つのアルバムを製作するのは実に20数年ぶりのことということで、往年のHelloweenファンならずとも注目せずにはいられないスペシャルバンドとなりました。

ただし、勿論Kaiが合流したところで突如その音楽性がメロスピになるわけもなく、僕も含めてライヴにおけるHelloween時代の曲の再演以外に本バンドに価値を見出すことができない人も多かったのではないかと思います。
そんな僕の意識を変えさせたのが、先行で公開されたセルフタイトルチューンの#1でした。
Kaiの書いたメロディーをKiskeが歌うとき、例えそれがパワーメタルでなくても確実にマジックとしか表現のしようがない何かがそこに存在することを確信し、本作を購入に至ったわけです。

さて、前置きが長くなりましたが本作の内容ですが、Kiskeの近年の活動に通ずるAORやポップなロックを基盤とはしているものの、Kaiからのインプットにより確実にHelloween脱退以降のKiskeの作品群の中で最もハードな質感を感じさせる作風となっています。
現在ではHelloweenの守護神伝といえばメロディックスピードメタルの経典としてあがめられていますが、元々守護神伝はメロスピ一辺倒なアルバムではなく、ポップなロックナンバーやコミカルな要素を持った曲などバラエティに富んだアルバムでした。
Kaiが作曲に関わった曲の中でも#1、#3、#9あたりからそうした守護神伝のポップサイドを彷彿とさせます。
そして本作のハイライトと言えるのが#11でしょう。疾走こそしていないものの、このサビのメロディーはまさしくファンがKiskeに望む全てが詰まっていると言えます。
この曲をサビ以外疾走させてサビでテンポダウンしてこのゆったりしたメロディーを聴かせるアレンジに変えたら21世紀最強のメロスピアンセムになったんじゃないかと思います。
いやもう本当に本作を聴くたびに#11のサビで目頭が熱くなっちゃうんですよ。

生粋のメロスパーである僕としては退屈に感じる曲も多いですし、せめて一曲でも疾走してくれていればとも思いますが、Kai Hansenの曲をKiskeが歌っているというだけでも価値のあるアルバムだと思います。
少なくとも今のHelloweenよりはずっと魅力を感じますね。
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