独断と偏見。
メロスピ系を中心にヘヴィメタル、V系等のCDのレビューを更新していくブログです。
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LOST HORIZON / A Flame to the Ground Beneath
LOST HORIZON / A Flame to the Ground Beneath

LOST HORIZON / A Flame to the Ground Beneath

01. Transdimensional Revelation
02. Pure
03. Lost In The Depths Of Me
04. Again Will The Fire Burn
05. The Song Of The Earth
06. Cry Of A Restless Soul
07. Think Not Forever
08. Highlander (The One)
09. Deliverance

評価:★★★★☆

スウェーデンの正統派パワーメタルが放つ2ndフルアルバムです。2003年発表。

デビュー作にしてHM30年の歴史の集大成であると共に世界中のメタル・ウォーリアーに新世紀のメタル・メサイアの登場を確信させた1st"Awakening The World"より2年の月日を経ての待望の2ndアルバムでした。
布陣はWojtek Lisicki(Gt)、Daniel Heiman(Vo)、Martin Furangen(Ba)、Christian Nyquist(Dr)という前作から不動の4人にFredrik Olsson(Gt)、Attila Publik(Key)を加えた6人組となりました。
これはどちらかというとライヴでの音圧を増すための人事であり、音源の上で大きな影響はないようです。実際スペーシーなKeyによる装飾音は1stでも導入されていましたし、ソロはWojtekが一人で弾くことが多いようなのでツインギターになった利点もそれほど感じられません。

さて本作の内容ですが、疾走感を控えめに大作が多くなった分、初聴時のインパクトという面では前作よりも劣りますが、緻密なメロディーの作りこみ具合とエピカルなドラマ性は前作をも上回り、聴くほどに新たな発見と感動を得ることのできる作品に仕上がっています。
確かに一曲通してストレートに疾走する曲はないのですが、きちんと疾走パートは用意されていますし、押しだけでなく引きのパートがあることによって疾走したときのカタルシスが半端じゃないんですね。
そしてDaniel Heiman(Vo)の歌唱は前作から更に磨きがかかり、鬼神の如きシャウトは勿論のことながら抜いて歌うときの感情表現の豊かさには圧倒されることしきりです。

前作と並んで全メタラー必聴のバイブルと言える本作ですが、本作リリース後バンドからDaniel Heimanが脱退してしまい、現在もバンドは新しいヴォーカルを捜しているとのこと・・・。
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LOST HORIZON / Awakening the World
LOST HORIZON / Awakening the World

LOST HORIZON / Awakening the World

01. The Quickening
02. Heart Of Storm
03. Sworn In The Metal Wind
04. The Song Of Air
05. World Through My Fateless Eyes
06. Perfect Warrior
07. Denial Of Fate
08. Welcome Back
09. The Kingdom Of My Will
10. The Redintegration

評価:★★★★☆

スウェーデンの正統派/メロディックパワーメタラーの2001年発表の1stアルバムです。

新世紀に突入し、メタル界にも新たなヒーローが嘱望されていた2001年に登場した本バンドは全作詞曲を手がけるWojtek Lisicki(Gt)を中心にDaniel Heiman(Vo)、Martin Furängen(Ba)、Christian Nyquist(Dr)からなる4人組です。
前身バンド時代にHammerFallとも関わりがあったことでデビュー前からある程度話題になりましたが、率直に言ってHammerFallなどという二流バンドとの関係は隠したほうが良かったのではないかと思わせるほどの素晴らしいデビュー盤です。

MANOWAR的な漢らしい勇壮な正統派メタルの土台を北欧らしい叙情的な感性で料理した楽曲は、21世紀の新たなメタルアンセムの#3を筆頭に、漢らしいコーラスに拳を握ってしまう#2、SEに導かれてはじまるアップテンポで叙情的な#5、勇壮なミドルチューンの#6、哀愁を漂わせながら疾走する2大キラーチューンの#7、#8、スローで叙情的なパートと激熱疾走パートがめまぐるしく展開する大作の#9とどの曲をとってもスピード、アグレッション、メロディーの全てが圧倒的な魅力を放っています。

また何よりも特筆すべきなのはDaniel Heimanの圧倒的な歌唱力でしょう。
ハイトーンでの血管がぶち切れんばかりのシャウトはRob Halford(Judas Priest)~Ralf Scheepers(Primal Fear)の系譜にある物ですが、その両者の強化版といっても過言でないほどのパワーと音域を誇っており、中低域でのパワフルかつ感情表現豊かな歌唱はEric Adams(MANOWAR)をも凌駕します。
本作を聴いた上でDaniel HeimanがHeavy Metal史上最強のシンガーであることを否定する人がはたして存在するのか、疑問に思えてくるレベルです。

10曲中#1、#4、#10の3曲が1分前後の小インストで、トータルタイムが43分と少々物足りないボリュームであることが唯一の欠点ですが、前述の通りスピード、アグレッション、メロディーの三拍子揃った楽曲にテクニカルな演奏、圧倒的な歌唱力・・・というメタルと言うジャンルに求められる全ての要素が入っており、デビュー作ながら個人的にはメタルの完成形と言い切ってしまっても良いクオリティーの名盤です。
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