独断と偏見。
メロスピ系を中心にヘヴィメタル、V系等のCDのレビューを更新していくブログです。
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Damnation Angels / Bringer of Light
Damnation Angels / Bringer of Light

Damnation Angels / Bringer of Light

01. Ad Finem
02. The Longest Day of My Life
03. Reborn
04. I Hope
05. Acerbus Inceptum
06. Someone Else
07. Bringer of Light
08. Shadow Symphony
09. No Leaf Clover
10. Pride (The Warrior's Way)
11. 紅(Bonus Track)

評価:★★★

イギリスのシンフォニックメタルバンドの2012年発表のデビューアルバムです。
イギリス出身のシンフォニックメタルという物珍しさに加えて、日本先行デビューであること、ボーナストラックで紅に染まっているらしいこと、等々の話題性が相まって注目が集まりました。

荘厳で細部にいたるまで綿密に作りこまれたオーケストレーションが全編に渡って大仰に彩るハイクオリティーなシンフォニックメタルをやっており、シンガーのPer Fredrik "Pellek" Asly(Vo)は線は細いものの中世的でナイーヴな声質が非常に魅力的です。
気品を感じさせるメロディーや壮大なスケールの世界観は数ある先人の中でもKamelotが最も近いかな。

と、まぁ一つ一つの要素は非常に魅力的で非凡なものを感じさせるものの肝心要の楽曲に突き抜ける魅力が無いのが痛いですね。
思わず悶絶してしまうようなクサメロも無ければ、拳を握ってしまうようなガッツィーな展開もない。アルバムを通した雰囲気や世界観の作りこみ方は優れているのですが、どうしても何か他の作業をしながら垂れ流すBGMになってしまいます。
魅力的な疾走曲であっても必ずスローダウンするパートがあり、それが静と動の魅力的な対比とはならずに冗長で退屈な印象だけを残してしまうのも勿体無いですね。
アルバム冒頭に配された大作の#2をはじめとして無駄なパートを削ぎ落としてシェイプアップさせれば魅力的な曲になりそうなものも多く、非常に惜しい印象です。

さて、ここまでが本編のレビューですが、ボーナストラックにも触れておきましょう。
本カヴァーの構成は、アルバムBLUE BLOOD収録ヴァージョンと同じくストリングスからはじまり、アルペジオパートはピアノで演奏しています。(摩天楼オペラによるカヴァーと同様、本家のロクfソノシートヴァージョンではなくギターのアルペジオをそのままピアノでコピーしている。)そして最後のサビは何とライヴヴァージョンになっています。
アルバム本編同様こってりシンフォニックなのが最大の特色でしょうか。
ギターソロをはじめ、シンフォニックであること以外は原曲に忠実だったり、ライヴヴァージョンでやっていたりという所からは原曲に対する愛が感じられて好感が持てる一方で、ヴォーカルの日本語の発音が酷いのと本編以上にハイトーンがきつそうなのが非常に気になります。
とはいえ、XのカヴァーというとDragonlandをはじめLORD、SHAMAN等とても聴けたものではない劣悪なものが多い中では比較的まともなカヴァーであるといえると思います。
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