独断と偏見。
メロスピ系を中心にヘヴィメタル、V系等のCDのレビューを更新していくブログです。
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Freedom Call / Land of the Crimson Dawn
Freedom Call / Land of the Crimson Dawn

Freedom Call / Land of the Crimson Dawn

01. Age Of The Phoenix
02. Rockstars
03. Crimson Dawn
04. 66 Warriors
05. Back Into The Land Of Light
06. Sun In The Dark
07. Hero On Video
08. Valley Of Kingdom
09. Killer Gear
10. Rockin' Radio
11. Terra Liberty
12. Eternity
13. Space Legends
14. Power And Glory

評価:★★★☆

ジャーマンメタラーの2012年発表の通算7枚目となるフルアルバムです。
EDGUYが変な方向に進んでしまった今、伝統的なキーパーサウンドを現代に伝える稀有な存在となったFreedom Callですが、本作よりバンドの創設メンバーにして殆どの曲をChris Bay(Vo,Gt)と共作してきた主要人物のDan Zimmermann(Dr)が脱退、新たに元PRIMAL FEARのKlaus Sperling(Dr)が加入しました。

PVが先行公開された#7が爽やかなメロディーのメロハー/ハードポップ調の曲であったことから路線変更を危惧しましたが、蓋を開けてみれば本作でも変わらぬキーパーサウンドが軸となっています。
1st~3rdの頃のようなファンタジックでエピカルな物語性は薄れましたが、その代わりに4th辺りから疾走曲を軸としながらも曲のヴァリエーションを増やしてきており、本作でも#1、#2、#8、#11、#13といった疾走曲や部分疾走する#3や#4だけでなく、前述の#7やヘヴィロック風の#6、デスヴォイスによる勇壮なコーラスが印象的なミドルテンポの#9、コミカルなポップメタルの#10、#14と非常にヴァリエーション豊かなメロディックメタルを聴くことができます。

また演奏面に関してはDanの不在の影響は全く感じないですね。今までがDanの魅力を出し切れてなかったからというのも有るかと思いますが、Klausも上手いドラマーです。
またChrisの歌唱に関しては、しなやかなハイトーンに加えて低音でオペラティックな太さがつきました。

1stや3rdのような思わず鳥肌が立つような名曲はありませんが、陽性の疾走曲をやった時の安定感はさすがです。
マンネリと言われようとも彼らには今後もこの路線を貫いて欲しいと思います。

所で本作では#4、#5、#12等、自身の過去作を思わせるタイトルの付け方も気になるところですが、これにも何かしらの狙いがあるのかな?
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Freedom Call / Legend Of The Shadowking
Freedom Call / Legend Of The Shadowking

Freedom Call / Legend Of The Shadowking

01. Out Of The Ruins
02. Thunder God
03. Tears Of Babylon
04. Merlin: Legend Of The Past
05. Resurrection Day
06. Under The Spell Of The Moon
07. Dark Obsession
08. The Darkness
09. Remember!
10. Ludwig II: Prologue
11. The Shadowking
12. Merlin: Requiem
13. Kingdom Of Madness
14. A Perfect Day
15. Zauber Der Nacht

評価:★★★☆

ジャーマンパワーメタルバンドの2010年発表の6thアルバムです。
前作から再びベーシストがチェンジし、Samy Saemann(Ba)が加入しました。

本作は19世紀に実在したバイエルン王、ルートヴィヒ2世の生涯を描いたコンセプトアルバムということで、基本はこれまで変わらぬフリコ節の明るいメロディックスピードメタルを中心に据えたキーパーサウンドでありながらも、ストーリーの関係でいつになくダークな曲が多いアルバムとなっています。
また、コンセプトアルバムであることは曲調だけではなくChris Bay(Vo,Gt)の歌唱法にも反映されており、特に中盤のダークな曲では中低域で芝居がかった歌唱を見せています。

ダークな曲が続く中盤では多少中だるみしてしまう感はあるものの、コンセプトアルバムらしい統一感もあり、僕のような往年のキーパーサウンドが聴きたくてこのバンドのCDを買っている人間も#1、#4、#5、#9といった疾走曲でしっかりと満足させてくれるアルバムです。

ただやっぱりこのバンドには頭がパッパラパーになっちゃったみたいにとにかく馬鹿みたいに明るいパワーメタルをやり続けて欲しいなって思います。
Freedom Call / Dimensions
Freedom Call / Dimensions

Freedom Call / Dimensions

01.Demons dance
02.Innocent world
03.United Alliance
04.Mr.Evil
05.The Queen Of My World
06.Light up the sky
07.Words of endeavour
08.Blackened sun
09.Dimensions
10.My dying paradise
11.Magic moments
12.Far away
13.The Quest(Unplugged version)

評価:★★★★

ジャーマンパワーメタルバンドの2007年発表の5thアルバムです。
シンフォニックさと疾走感を抑え、賛否両論を起こす結果となった前作からChris Bay(Vo,Gt)、Dan Zimmermann(Dr)の両看板を除くメンバーを一新し、Lars Rettkowitz(Gt)、Armin Donderer(Ba)の2名を迎えた4人編成として制作されました。

正直、前作を聴いたあとには「次作あたりでこのバンドともお別れかもなぁ」という心配もあったのですが、全くの杞憂でしたね。
#1の冒頭のデジタル音には心配させられましたが徐々にシンフォニックな音が加わっていきナレーターのファンタジックな語りから#2がはじまった瞬間ガッツポーズ!ポジティヴなメロディーの明るいメロスピは健在です。
『We are Freedom Call!』というコーラスが印象的な#3も優れた疾走曲で、その後も#5、#6、#10、#11といった底抜けに明るい疾走曲を軸として展開するキーパーサウンドにはニヤニヤさせられます。疾走曲といってもイントロからアウトロまで走りっぱなしではなく、ヴァースやブリッジで一度テンポダウンしてサビで爆発というパターンが多いのが本作の特徴です。
また#4、#12のようなコミカルなミドルテンポの曲もこの手のキーパーサウンドには違和感なく収まるんですよね。本家HelloweenでもKeeperの頃にはこの手のコミカルな曲多かったですしね。

"Over The Rainbow"や"Metal Invasion"程の名曲は見当たりませんが、全体的に質の高い曲が並んでおりアルバムとしての完成度は1st~3rdと比べても遜色のないレベルとなっています。
やっぱりマンネリと言われようがフリコにはこういったコテコテのジャーマンメタルを続けて欲しいと思います。
Freedom Call / The Circle of Life
Freedom Call  The Circle of Life

Freedom Call / The Circle of Life

01. Mother Earth
02. Carry On
03. The Rhythm of Life
04. Hunting High And Low
05. Starlight
06. The Gathering (midtro)
07. Kings & Queens
08. Hero Nation
09. High Enough
10. Starchild
11. The Eternal Flame
12. The Circle of Life

評価:★★★☆

ジャーマンパワーメタルバンドの2005年発表の4thアルバムです。
メンバーは前作から不動の4名に加えて専任鍵盤奏者としてNils Neumann(Key)を加えた5人編成となりました。

曲名だけ見ているとカヴァーアルバムでも作ったのかって感じですねw
#1はWithin Temptation、#2はAngra、#4はストラト、#5はHelloweenのカヴァーですって言われたら信じてしまいそうw
#4は曲名だけでなくサビの入りを思いっきりパクってます。

まず一聴して専任Keyが入ったのにもかかわらずシンフォニック度合いが大きく減退したことに気付きます。
それ自体はさほど大きな問題ではないのですが、僕にとって大問題なのが疾走曲が減ったことです。
疾走曲らしい疾走曲は#7、#9、#10の三曲のみ。また曲順も悪く、アルバムのオープニングがミドルテンポの#1の重めなリフで幕を開けるのも印象が悪いですね。少ない疾走曲がいずれもアルバムの後半にならないと出てこないというのは何か意図あってのことなのでしょうが、僕には理解できません。

疾走曲以外もフリコ節と言っても良い明るいメロディーは満載で特に合唱を誘う#2、#4、#11、フリコとしては珍しい哀愁のバラードの#12あたりはかなりいいと思うんですが、やっぱり主役は#7、#9、#10だと思います。
この3曲だけは前3作に収録されていても十分にアルバムを代表するキラーチューンになっていたレベルですし、速いだけでなく心なしかホーンやKeyが豪華に鳴っていてたまんないです。

本作がリリースされた時は同郷のEDGUYの"Hellfire Club"と印象が被って感じてしまい、「Freedom CallもEDGUYみたいにつまんないバンドになっちゃうのかな~」と心配したものでした。
Freedom Call / Eternity
Freedom Call / Eternity

Freedom Call / Eternity

01. Metal Invasion
02. Flying High
03. Ages Of Power
04. The Spell
05. Bleeding Heart
06. Warriors
07. The Eyes Of The World
08. Flame In The Night
09. Land Of Light
10. Island Of Deams
11. Turn Back Time

評価:★★★★☆

ドイツ産エピック/メロディックスピードメタルバンドの2002年発表の3rdアルバムです。
前作発表後にSascha Gerstner(Gt)が脱退(後にHelloweenに加入)、後任にCedric Dupont(Gt)を迎えました。

アルバム3枚目ともなるとマンネリも心配されるところですが、結論から言うと前2作を上回る最高傑作となりました。
まずアルバムを再生すると流れ始める#1の重厚なクワイヤに思わずニヤけてしまいます。そしてそのまま疾走開始。
もうこの時点で降参ですね。"Over The Rainbow"、"Freedom Call"を上回る最強のキラーチューンです。
その後も畳み掛ける#2、#3、#7、#10といった勇壮なクワイヤを伴って明るく疾走するキラーチューンと、その間を埋めるSEの#4を挟んで物悲しいピアノではじまるバラードの#5、サビで思わず「We are Warriors!」と歌ってしまうアップテンポな#6、ミドルテンポながら合唱を誘う#8、#9、アコギを用いたメランコリックな前半からミドルテンポに盛り上がっていく#11といった非疾走曲の全てが素晴らしく、全曲名曲といって過言ではないレベルです。

前2作同様アルバムを通してとにかく明るく覚え易いメロディーが最大の魅力なのですが、こうした解り易い曲をやっているアルバムって繰り返し聴くにつれて段々と飽きてくるものだと思うんですが、本作は聴けば聴くほど更に良くなってくるんですよね。
前2作よりもクワイヤやストリング、ホーンの比重が増えてよりシンフォニックメタルよりになったのも僕の好みに合っていてたまりません。

個人的にメロディックスピードメタル史にその名を刻む名盤の一つである本作がどんな事情があったにせよ日本盤の発売を見送られたのは絶対におかしいと思うんですよね。
これほどまでにアルバムのどこを切っても『日本人好み』という表現の似合うアルバムはないと思うんですけど…。
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