独断と偏見。
メロスピ系を中心にヘヴィメタル、V系等のCDのレビューを更新していくブログです。
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Galneryus / 絆
Galneryus / 絆

Galneryus / 絆

01.絆
02.終わりなき、この詩 (New Version)
03.ACROSS THE RAINBOW (New Version Of “WHISPER IN THE RED SKY”)
04.TIME AFTER TIME
05.WINNIG THE HONOR
06.departure! (English Version)

評価:★★☆

国産メロディックメタルバンドの2012年発表のミニアルバムです。
7thアルバムから僅か3ヶ月のインターバルでのミニアルバムということで相変わらず多作ですね。

タイトル曲がパチンコのタイアップという時点でどうしてもネガティヴな印象を持ってしまいますが、それをさしおいて一つの作品として評価するにしても非常に評価の難しいミニアルバムです。
#1、#4、#5の三曲のみでシングルとしてリリースしていれば僕もシングルとしては異例なほどの高評価をつけたと思うのですが、YAMA-B時代のリメイクである#2、#3と、アニメの主題歌のカヴァーの#6のあまりの酷さが全てをぶち壊しています。

まず新曲の3曲ですが、#1はタイアップ曲にふさわしいキャッチーな曲。一度聞いただけで口ずさめるような親しみやすいメロディーで、Galneryusのこの手のポップサイドの曲の中ではYAMA-B時代も含めて最も好きな曲です。
#4は可もなく不可もなくなスローチューン。
#5はYuhki(Key)節炸裂の悶絶キラーチューン!3rd以降Syu(Gt)の書く曲のメロディーがクサさを薄めていく一方で、Yuhkiがクサメロ担当の役割を担っていますが、この曲はそんなYuhkiの曲の中でも即効性の高い素晴らしい曲ですね。

一方で問題のYAMA-B時代の曲のリメイクですが、2曲とも全く曲に声が合っていない。
それでも#2はまだ許せるレベルですが、#3は原曲レイプとしか言いようのない酷い代物です。
ライヴでは合唱の起こる代表曲の歌詞とメロディーを変える時点で完全にファンを蔑ろに、というよりファンを馬鹿にしているとしか思えないのですが、Syuのギタープレイにも原曲にはあった緊張感がなく、まるで別のギターのうまい人がコピーしているように感情が入ってきません。
一説ではロニーに対する思いを歌っているそうですが、それは是非とも別の曲でやってほしかった。僕たちの思い出を汚すようなことをして欲しくなかった。

っていうかさ、#6の変なアニソンのカヴァーなんなのよ…。なんか音楽の好き嫌いと違う次元で、これをGalneryusの名の下にやっていることが情けなくなってくる。

#1と#5を聞くためだけにでも買う価値のある作品ですが、新曲以外があまりに酷いのでこれくらいの評価で。

僕は正直、音源どころかライヴでもYAMA-B時代の曲をやって欲しくないと思います。現在Galneryusという名で活動しているバンドは僕の大好きだったGalneryusとは別のバンドだと思っています。
現在Galneryusという名で活動しているバンドのことも、それはそれとして好きではありますが、僕の大好きだったGalneryusを汚すようなことだけはして欲しくないとおもいます。
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Galneryus / PHOENIX RISING
Galneryus / PHOENIX RISING

Galneryus / PHOENIX RISING

01.THE RISING
02.TEAR OFF YOUR CHAIN
03.FUTURE NEVER DIES
04.SPIRIT OF STEEL
05.SCARS
06.THE WIND BLOWS
07.T.F.F.B.
08.NO MORE TEARS
09.BASH OUT!
10.THE TIME HAS COME
11.THE PHOENIX

評価:★★★★

国産メロディックメタルバンドの2011年発表の通算7thアルバムです。

小野正利(Vo)を迎えた新体制となって2作目となる本作は良くも悪くもファンの期待を裏切らない相変わらずのハイクオリティーなテクニカルメロディックメタルが封じ込められた好盤です。
良くも悪くもと書いたのは、期待を裏切ることはないものの、上回ることもない文字通り"期待通り"な作品だからなんですよね。
アルバムを再生する瞬間のドキドキ感もなければ、再生し終わった時に思わず涙を流してしまうような感動もない。
特に前作とは作風がよく似ており、リリース間隔が短いこともあって、どの曲がどちらのアルバムに入っているのか忘れてしまうこともしばしば。
毎度思うんですけど、多作なのはこのバンドの長所でもあり、短所でもある気がします。もう少し時間をかけて一つのアルバムの製作にあたってみてもいいのではないかと思います。

とはいえ#2、#7、#10といったドラマティックなスピードチューンやキャッチーに疾走する#3、Yuhki(Key)節の#5といった佳曲の数々には、それを歌っているのがメタルシンガーでない只の歌が上手いおじさんであることを差し引いても思わず拳を握ってしまうことは確かなんですよねw

また、ほかのバンドだと長すぎる間奏やメンバーのオナニーでしかないようなソロバトルには辟易させられることの多い僕ですが、このバンドの場合は超絶プレイの数々がサビと双璧をなす魅力を楽曲に与えているように感じます。
要はSyu(Gt)信者なんですよねwSyuの弾くリフ、オブリ、ソロ・・・全てが僕を滾らせるんですよ。

なんだかんだ難癖を付けているようで、本作を超えるメロディックメタルのアルバムを作るバンドがGalneryusの他にあるかというと見当たらない、そう言う意味で間違えなく2011年を代表するアルバムの一つです。
Galneryus / RESURRECTION
Galneryus / RESURRECTION

Galneryus / RESURRECTION

01.UNITED BLOOD
02.BURN MY HEART
03.CARRY ON
04.DESTINATIONS
05.STILL LOVING YOU
06.EMOTIONS
07.SAVE YOU
08.A FAR-OFF DISTANCE
09.FALL IN THE DARK
10.DESTINY
11.THE ROAD GOES ON

評価:★★★★

国産メロディックメタルバンドの2010年発表の6thアルバム。
前作リリース後、創設メンバーにしてフロントマンであったYAMA-Bの脱退というバンド史上最大の危機を何と紅白出場経験も持つ小野正利を正式メンバーとして迎えることで回避した起死回生の一作。
・・・と言っても僕は件の"YOU'RE THE ONLY"って曲は全く知らなくて『ヴェドゴニアの主題歌を歌っている人』っていう認識しかないんですけどねw
ついでにYu-to(Ba)もDELUHIに専念するためにバンドを離脱、後任としてTaka(Ba)が加入しています。

4th、5thと音楽性の幅を広げてメロディックスピードメタルの型にとらわれない方向性を模索してきていた彼らですが、本作は新メンバーを迎えての一作目ということもあり、原点回帰を意識して制作されたことがドラゴンを描いたファンタジックなアートワークから伝わってきます。
アルバムを通してメロディーの質こそ初期のネオクラシカルなクサメロより近作のそれに近い方向性であるものの、サウンド自体はGalneryusらしいメロスピ/メロパワのサウンドが帰ってきています。
SEの#1から#2、#3という二つの疾走曲を曲間をおかずに畳み掛ける構成なんかは意図して自らの1st、2ndを模しているのではないかと思われます。
また、個人的に前作で最大の問題点と考えていたのがキラーチューンの不在だったのですが、本作はメンバーチェンジの間に作曲にかける時間が十分にあったためか、新シンガーの挨拶がわりのハイトーンが魅力の#2、Yuhki(Key)らしい切ないメロディーの疾走曲#7、先行シングルとなったの新生Galneryusの代表曲といって良い#10といった十分にキラーチューンと言えるレベルの曲がアルバムの序盤、中盤、終盤にそれぞれ配置されていることが非常に魅力的です。

新シンガーの小野正利は前任のYAMA-Bに比べるとメタルバンドのフロントマン然とした"熱"のようなものは足りないものの、声域の広さを生かしたクリアなハイトーンはさすがミリオン歌手といったところ。
Taka(Ba)は本職がギタリストだったYu-toに比べると派手さはないものの、相変わらずの超絶プレイを決めるSyu(Gt)、Yuhki(Key)、Junichi(Dr)をしっかり支えています。

曲の良さ、演奏レベルの高さ、歌唱力の全てが揃った新たな名盤の誕生です。





と、ここまで精一杯客観的にこのアルバムを評価してきたんですが、実は僕は本作を聴いたときに覚えた感情を一言で言うならば『失望感』でした。
YAMA-BのいるGalneryusに対して思い入れの強かった僕としては、本作以降のGalneryusからは新体制のバンドというよりも『小野正利 with Galneryus』という表現の方が適切なような違和感を常についてまわるというか…。
本文でも書きましたが、小野正利にはメタルバンドのシンガーに必要な"熱"が感じられませんし、既にポップスの世界で成功した人間をフロントマンに据えるという人選も理解できないものでした。
それだったらSyuと同世代の無名のシンガーを連れてきて欲しかった。
今でもGalneryusが世界で2番目に好きなバンドであることは変わらないですが、もうこのバンドに対してその先にある"夢"を見ることはできなくなってしまった。
純粋に一枚のアルバムとして本作を見れば素晴らしいアルバムですので評価は高く付けていますが、Galneryusのファンとしての主観で本作を見ると、ネガティヴな感情しか沸いてこないアルバムです。
Galneryus / REINCARNATION
Galneryus / REINCARNATION

Galneryus / REINCARNATION

01.終わりなき、この詩
02.BLAST OF HELL
03.BLAME YOURSELF
04.SHINING MOMENTS
05.AGAINST THE DOMINATION
06.WIND OF CHANGE
07.NO EXIT
08.STARDUST
09.FACE TO THE REAL
10.SEASONS CRY
11.FAIRY TALE
12.THE FLAG OF REINCARNATION

評価:★★★

国産メロディックメタルバンドの2008年発表の5thアルバム。
メンバーが変顔で睨みつける裏ジャケのあまりのダサさに聴く前から嫌な予感しかしなかったのですが、その予感は半分的中、半分ハズレといった所でした。

まず本作ではYU-TO(Ba)が#4、#7、YAMA-B(Vo)が#5、JUNICHI(Dr)が#6、YUHKI(Key)が#9、#11をそれぞれ提供しており、全12曲中実に半数がSyu(Gt)以外のメンバーの作曲によるということが一つの大きな特色となっています。

前作で見られた音楽性の拡散は更に進み、その方向が大衆受けを狙ったようなキャッチーな方面と、コアなスラッシュやモダンな方面という、相反する方向にむいており、全体的に散漫な印象は否めません。
個人的に音楽性を広げること自体は大きな問題だとは思わないのですが、本作における最大の問題点はキラーチューンが一曲もないという事実です。
バンド史上初めてSEなしにミドルテンポに始まる勇壮なメロディーが秀逸な#1、日本語のサビが非常に美しい#8、Symphony Xタイプのネオクラ+プログレな#9などそこそこに高品質な佳曲は多いのですが、本来キラーチューンの役を担うべく"flagシリーズ"最新作としてアルバムの最後に配置された#12が絶望的なまでにつまらないのです。
一つ一つの曲は悪くないだけに#12の酷さが残念でなりません。

勿論このメンツですので安心の高品質であることに変わりはないですし、トータルタイム77分超という長さを感じさせない構成力も流石ですが、リリーススパンの短さが裏目に出てしまっているような底の浅さを感じてしまうアルバムです。
Galneryus / ONE FOR ALL-ALL FOR ONE
Galneryus / ONE FOR ALL-ALL FOR ONE

Galneryus / ONE FOR ALL-ALL FOR ONE

01.RED HORIZON
02.NEW LEGEND
03.THE NIGHTCRAVER
04.AIM AT THE TOP
05.EVERLASTING
06.LAST NEW SONG
07.DON’T TOUCH
08.THE FLAME
09.CHASING THE WIND
10.SIGN OF REVOLUTION
11.CRY FOR THE DARK
12.THE SUN GOES DOWN


評価:★★★☆

国産メロディックスピードメタルバンドの2007年発表の4thアルバム。

1stアルバム以来Galneryusのサウンドのボトムを支えてきたTsui(Ba)が脱退し、Syu(Gt)と久武プロデューサーの『ギタリストがベースを弾いているアルバムにしたい』という意向により若き敏腕ギタリストであるYu-to(後に本職のギタリストLedaとしてDELUHIを結成)を後任ベーシストとして迎え制作されました。
元々Tsuiはバンド内で唯一作曲に関わっておらず、演奏面でも他の楽器陣がスリリングなソロを決める中で一人淡々とバンドアンサンブルに徹するタイプのプレーヤーで、見方によっては他の4人の足を引っ張っているとも取れたのに対して、新任のYu-toはまさにSyuや久武の意図した通りにギタリストらしくバンドのボトムを支えるにとどまらず要所でベースラインやソロを挿入してきています。
また作曲面でもキャッチーな#3を書いており、Galneryusに新たな色をつけることに貢献しています。

前作までで初期の三部作が完結した事もあって、これまでのGalneryusの型を破るような挑戦が随所に見受けられるアルバムです。
その挑戦的な姿勢はまずジャケットのアートワークに顕著に現れており、初めて天野喜孝氏以外を起用したそのアートワークは#5の先行シングルのアートワークと対をなす意味深なものになっています。
勿論その挑戦は音楽的な方面にも現れており、#3、#5、#11における日本語詞の導入や、これまでの類型的なメロパワ/メロスピの殻を破るような音楽性の拡散を見ることができます。
バンドとして一つ高みに登るための過程として、よりキャッチーな曲等が増えるのはいいことだとは思うのですが、2ndアルバムのようなネオクラシカルな要素をふんだんに盛り込んだメロスピサウンドを保ったまま上のレベルを目指して欲しかった僕としては、疾走曲が減ってしまったことは少し寂しく感じます。

更に音楽性の拡散以上に個人的に受け入れがたいのはSyuのサウンドメイキング面での変化です。
ソロにおいてワウを多用するようになったのに加えて、バッキングでディストーションを控えめにしたクランチサウンドにシフトしたのですが、これが全く音楽性に合っていない。
これはアルバムを通して非常に気になりますね。

余談ですがSEの#1のはじめのアルペジオはXのDear Loserと似ていると思うんですが、あんまり言っている人いませんね。
紅のアルペジオに似ているって書いている人は見かけたけど全く似てないよねw
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