独断と偏見。
メロスピ系を中心にヘヴィメタル、V系等のCDのレビューを更新していくブログです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Raphael@Zepp Tokyo
少し日が開いてしまいましたが、表題のRaphaelの復活ライヴに2日間とも行ってまいりました。

一度解散(もしくは解散に準ずるような活動停止)をしたバンドの復活ライヴというと、これからも継続して活動する可能性の高いバンドと、その日限りで終わってしまうバンドではファンがライヴに臨む心境も当然変わってくるわけです。
メンバー自身がこれからのことに関して明言したわけではないけど、今回のRaphaelのライヴは普通に考えたら後者。この二日間で終わりが来るまさに『夢より素敵な夢』なわけです。
こういうライヴってどんなにその内容が素晴らしくても・・・というより内容が素晴らしければ素晴らしいほど、終わりの時間が近づいてくることが切なくなってくる不思議な心境になるのよね。
とまぁ前置きが長くなりましたが、まずはセットリスト。

SET LIST
2012/10/31 天使の檜舞台 第一夜~白中夢~

01. 花咲く命ある限り (Gt:Anchang 、夢人)
02. Holy mission (Gt:Anchang 、夢人)
03. promise (Gt:Anchang 、夢人)
04. 「…」~或る季節の鎮魂歌~ (Gt:Anchang 、夢人)
05. 窓際の夢
06. Dear
07. 拝啓ナーバス
08. eternal wish~届かぬ君へ~
09. Drum Solo
10. シナゴーグ前奏曲イ単調~第1楽章~
11. さくら
12. Sacrifice (Gt:Lida、咲人)
13. follow you (Gt:Lida、咲人)
14. 症状3.XXX症 (Gt:Lida、咲人)
15. エルフの憂鬱
~アンコール1~
16. 秋風の狂詩曲
17. lost graduation
18. Teen age~卒業~
~アンコール2~
19. White Love Story
20. ハックルベリーの恋 (Gt:Anchang 、夢人)
21. cadenza
22. Evergreen (Gt:Lida、咲人)
23. 夢より素敵な (Gt:Anchang、夢人、Lida、咲人)

2012/11/1 天使の檜舞台 第二夜~黒中夢~

01. 人間不信 (Gt:Anchang 、夢人)
02. 小夜曲~悲愴~ (Gt:Anchang 、夢人)
03. Sweet Romance (Gt:Anchang 、夢人)
04. ピーターパン症候群 (Gt:Anchang 、夢人)
05. 吟遊詩の涙
06. 不滅花
07. 症状2.分裂症
08. 僕と「僕」
09. Drum Solo
10. シナゴーグ前奏曲 ~第2楽章~ホ短調
11. 症状1.潔癖症 (Gt:Lida、咲人)
12. Imitation White (Gt:Lida、咲人)
13. 49 (Gt:Lida、咲人)
14. Gebet~祈り~ (Gt:Lida、咲人)
15. 症状3.XXX症 (Gt:Lida、咲人)
16. エルフの憂鬱
~アンコール1~
17. Dear
18. 拝啓ナーバス
19. 秋風の狂詩曲
20. lost graduation
21. eternal wish~届かぬ君へ~
~アンコール2~
22. タッチ (Gt:Anchang 、夢人)
23. 夢より素敵な (Gt:Anchang、夢人、Lida、咲人)

2日それぞれ23曲ずつ+長めのMCで3時間を越える長丁場のライヴでした。おそらくRaphael名義での持ち曲を2日間で全曲やったと思います。
実は2日それぞれを丁寧にレポろうかと思ったんだけど、あまりにも書きたいことが多すぎて、全然まとまらなくなってきてしまったので、取りあえず箇条書きで全体的な感想を書いていこうかと。


・2日とも開場してからの場内のBGMはriceのアンゲルディエのオープニングの曲がエンドレスでリピート。アンゲルディエは実は『angel die』のローマ字読みなんだとか・・・。
・曲によってゲストギターが入ることは想像できたけど、ツインギター編成だったのには驚いた。
・当たり前だけどメタル曲でのAnchangのはまり具合といったらもうねw
・YUKIの歌唱力の向上具合は最早別人レベル。そりゃぁ12年間ずっとriceで活動を続けていたんだから当たり前っちゃ当たり前なんだけど声には深みが増して、ビブラートは丁寧で、本人もMCで言っていたけど音域も余裕を持って歌えているから感情表現も素晴らしかった。
・HIROの演奏もタイトでバスドラがでかくて気持ちよかったですね。
・YUKITOはちょっとだけ二人の足を引っ張ってたかなぁ。2日とも症状3のソロ弾けてなかったしね。riceで活動中の二人と違ってほぼ引退状態だからしょうがないね。
・予想以上に初日は白系、2日目は黒系とくっきり分けてきましたね。特に2日目の本編後半の煽り系のたたみかけはすごかった。YUKIはシャウトも完璧。
・特に予習していったわけではないのに全曲条件反射的に口ずさんでしまう自分にびっくり。
・MCは長かったけど、全て必要不可欠な言葉だったかな。「つらい思いは全部今日ここで吐き出して。全部YUKIが預かるから。」っていう言葉も、湿っぽくなりすぎないようにおどけて笑わそうとする姿も、ただひたすら格好良かった。
・「10人いて10人納得させるのは難しいんだ。」といっていたけど、少なくともこの2日間のライヴを見た数千人は、全員がこのライヴとYUKIの言葉に納得したと確信している。
・一生懸命我慢していたけど、2日目の症状2の後YUKIが号泣したのを見てもらい泣き。
・最後の、夢より素敵なの演奏中はただひたすら、このまま時が止まることを願った。

っつーわけで前にも書いたとおり、書いているとキリがなくなるからこんなところで。
とにかく同世代の男としてYUKIに男惚れした。今度riceのライヴも行きたくなった!
スポンサーサイト
ALHAMBRA / SIEGFRIED
ALHAMBRA / SIEGFRIED

ALHAMBRA / SIEGFRIED

01. MAZE OF TRAGEDY ~水晶の雨 PartII~
02. PERFECT BLUE
03. FOREVER
04. FEETING CIRCUS (Instlumental)
05. DEAR FRIEND
06. -SIEGFRIED- 組曲ジークフリード NOTHING ~第1章「聖なる神剣」~
07. -SIEGFRIED- 組曲ジークフリード BATTLE IN THE DARK FOREST ~第2章「深森の戦い」~
08. -SIEGFRIED- 組曲ジークフリード FATE OF THE GODS ~第3章「神々の運命」~
09. -SIEGFRIED- 組曲ジークフリード ALL FOR THE REASON ~第4章「ただ愛のために」~

評価:★★★★

近年はGalneryusでの活動のほうが有名になってきたYuhki(Key)がリーダーとして率いるシンフォニック/プログレッシヴ・メタルバンドの4thアルバムです。2012年発表。
後半の#6~#9に計22分にも及ぶ組曲を配した本作は、アルバムのジャケットやタイトルからも期待をさせられるとおり、エピカルなドラマ性にあふれた力作に仕上がっています。

#1は大仰なメロディーをアップテンポに聴かせるハードチューン。各プレイヤーの技巧を凝らした演奏と世良純子(Vo)の素晴らしい歌唱が堪能できる曲ですが、個人的にはオープニングとしてはインパクト不足かな。
#2はメロスパー悶絶必至のクラシカルなキラーチューンです。メロスピ的な解り易さと、このバンドならではのテクニカルな部分がうまい具合に同居しています。
続く#3もGalneryusでのYuhki曲を思わせるイントロが印象的なキラーチューンです。この曲をGalneryusでやったら、もう少し素直に走らせるのでしょうが、ヴァースで一度テンポを落としてサビで再び疾走させる所がこのバンドらしいところといえるでしょう。個人的には#2や#3のような解り易い疾走曲をオープニングに持ってきてほしかった。
#4は本バンドのテクニカルな部分を前面に出したインスト。
#5はHibiki(Ba)の所属するLIGHT BRINGERにも通ずるようなポップ&ハードな曲。何となくFuki(Vo:LIGHT BRINGER)に歌わせたほうがはまりそうな雰囲気がありますが爽やかなハードロックチューンです。

そして後半の#6~#9は圧巻の組曲で、ゲストとしてARK STORMでのYuhki(Key)の同僚である佐々井康雄(Vo)が世良嬢とオペラティックで芝居がかった掛け合いを聴かせています。
#6はオペラティックというよりも最早歌劇そのものといっていいような、佐々井氏と世良嬢がピアノの伴奏に合わせて朗々とそれぞれのセリフを歌い上げる曲です。
#7は一転してドラマティックかつヒロイックに疾走するキラーチューン。#3もそうですが、「ここがサビかな?」と思わせた後に更に魅力的な大サビが待っている展開がたまりません。間奏では怒涛のユニゾンプレイも一つの目玉として用意されており、Ba,Gt,Keyが順にテーマメロディーを奏でるメロウなアウトロも悶絶度高し。
#8は再び朗々としたデュエットを聴かせ、後半はエンディングに向けて楽器陣がドラマティックに盛り立てていきます。
そしてテンションが最高潮となったところでラストの#9で再び劇的かつテクニカルに疾走して大団円。

演奏陣はもとより、世良嬢、佐々井氏は共に当代随一のオペラティックなシンガーといってよく、アルバムを通して圧倒されること仕切りです。
個人的にはやはり疾走曲が好きなので#2、#3、#7、#9あたりがお気に入りですがアルバム通して非常に高品質な力作です。


余談ですが、このアルバムの持つ、エピカルでいてポップでなおかつプログレッシヴな雰囲気が何かに似ていると思ったのですが、Sound Horizonですね。
クオリティーが高いにもかかわらずどこか同人くささを感じるところも似ています。
お久しぶりです。
どうも、お久しぶりでございます。

夏に仕事が忙しくてこのブログを放置してしまってから、つい最近までここの存在自体を忘れてしまっていましたw
ちょっとずつまた書いていこうかと思うので、よろしくお願いします。
Luca Turilli's Rhapsody / Ascending to Infinity
Luca Turilli's Rhapsody / Ascending to Infinity

Luca Turilli's Rhapsody / Ascending to Infinity

01. Quantum X
02. Ascending To Infinity
03. Dante's Inferno
04. Excalibur
05. Tormento E Passione
06. Dark Fate Of Atlantis
07. Luna
08. Clash Of The Titans
09. Of Michael The Archangel And Lucifer's Fall
10. March Of Time (HELLOWEEN cover)
11. In The Mirror (LOUDNESS cover)

評価:★★★★

更新が滞りまくりな今日この頃ですいません。

というわけで久々のレビューはイタリアが誇るThe King of Symphonic MetalことLuca Turilli様の新バンドのデビュー作です。2012年発表。

2011年突如として駆け巡った、
シンフォニックメタルの究極形Rhapsody( of fire)のギタリストにして、全ての楽曲をAlex Staropoli(Key)と共作する中心メンバーであったLuca Turilli(Gt)がバンドと袂を分かち、新バンドを結成!その名もLuca Turilli's Rhapsody!!
という訳解らんニュースから早くも本バンドのデビュー作の披露となりました。

一応このレビューではAlex Staropoli率いる本家Rhapsody of fireをROF、Luca Turilli率いる本バンドをLTRと呼ぶことにします。

本作のレコーディングメンバーはLuca Turilli(Gt、Key)以下、Lucaと共にROFを脱退したPatrice Guers(Ba)、ROFのサポートメンバーであったDominique Leurquin(Gt)、ROFと兼任する形で本作にも参加したAlex Holzwarth(Dr)というROFファンにお馴染みのバック陣に加えて、Alessandro Conti(Vo)なる無名に近いシンガーの5名で製作されました。
なお、本作のレコーディング終了後、Alex Holzwarth(Dr)はROFに専念するためにLTRを脱退し、後任としてAlex Landenburg(Dr)が加入している模様です。

さて、Rhapsodyに関してはEmerald Sword Saga最終章であった"The Power of The Dragonflame"はそれこそ棺桶まで持って行きたいレベルに気に入っている一方で、それ以降のアルバムには一度として胸を熱くさせられることはありませんでした。
シアトリカルなシンフォアレンジが進化を続けていく一方で、パワーメタル的な"熱"や緊張感、そして劇的なメロディーの薄まった楽曲に毎度失望させられて、聞き込む気にもならなかったんですよね。

そういう意味で、Alex組とLuca組に分かれて心機一転の本作で、かつての劇的な音楽性が戻ることを期待しての購入となりました。

まず、演奏陣に関してはRhapsodyでお馴染みのメンバーばかりなので心配する余地もなく(強いて言うならLuca自身の弾く鍵盤ですが、無難にまとめています。)、注目が集まるのはAlessandro Conti(Vo)の歌唱力ではないかと思いますが、はっきり言ってこのような逸材が何故今まで無名だったのか不思議に思うほどの歌唱力です。
中低域でオペラテッィクに朗々と歌うときはFabio Lioneを、どこまでも伸びる美しいハイトーンはMichael Kiskeを髣髴とさせ、混声クワイヤの大活躍する本作の中にあっても一際存在感を放っております。
中でも#5、#7といったイタリア語詞で歌う曲の感情表現の豊かさは当代随一といっていいでしょう。
Lucaの選んだシンガーですので、元々心配はしていませんでしたが、まさかFabioを上回る人材が眠っているとは思わなかったのでこれはびっくりしました。

楽曲を見ていくと、お得意の飛翔系のサビメロが秀逸な#2、民謡調のイントロから徐々に盛り上がるクワイヤの印象的な#4、先行配信されたエスニックなオープニングから一転して劇的に疾走する#6、ダークなヴァース、ブリッジからサビで一気に開放される#8、Helloweenの名曲をシンフォニックにカヴァーした#10と悶絶級のメロパワ/メロスピチューンが偶数トラックに固められており、前述の#5、#7のようなAlessandro Conti(Vo)の歌唱を堪能できる曲も秀逸です。

正直"The Power of The Dragonflame"が好きな僕としては、スピードやアグレッションの面で物足りなく感じる面も少なからずありますし、大作の#9は長いだけで盛り上がりどころが解りませんが、アルバム全体としては久しぶりにLucaの曲に興奮することができました。
というか、The Dark Secret Sagaのアルバムも聞き込んでみたら意外と好きになるかもしれないですね。
さて、次は是非LTRでの来公演が見たいですね。Alessandro Contiがライヴでどの程度歌えるのかを体感してみたいと思います。
EDGUY / Vain Glory Opera
EDGUY / Vain Glory Opera

EDGUY / Vain Glory Opera

01. Overture
02. Until We Rise Again
03. How Many Miles
04. Scarlet Rose
05. Out Of Control
06. Vain Glory Opera
07. Fairytale
08. Walk On Fightning
09. Tomorrow
10. No More Foolin
11. Hymn
12. But Here I Am

評価:★★★★

久々の更新はEDGUYがまだジャーマンメタル新世代の旗手と言われていた頃のこのアルバム。
ドイツのメロディックパワーメタルバンドの1998年発表の3rdアルバムです。

本作リリース時点でのメンバー構成はTobias Sammet(Vo, Ba, Key)を中心にJens Ludwig(Gt)、Dirk Sauer(Gt)、Frank Lindenthal(Dr)の4人編成でした。
弱冠20歳の若者たちがHansi Kursch(BLIND GUARDIAN)、Timo Tolkki(STRATOVARIUS)らのサポートを受けて製作された本作はジャーマンメタル界に新世代の台頭を確信させる力作です。
Keeper~期のHelloween直系のサウンドにBLIND GUARDIANの大仰さと新世代らしいシンフォニックな味付けを施したサウンドは秀逸。

イントロダクションの#1に続く#2、#7の2大疾走キラーチューンは勿論のことながら、#4、#9のバラードも中々ですし、#6のようなミドルテンポの曲も合唱を誘う素晴らしいものです。この曲はSTRATOVARIUSのGalaxiesとそっくりだけど、大Timo本人関わっているんだから問題ないのでしょうw

全体的にまだイモ臭さも多分に残ってはいますが、高品質なメロパワを楽しむことのできるアルバムです。
個人的には速い曲があと2,3曲あればなおよかったかな。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。